「ガクプロ本部」カテゴリーアーカイブ

商品紹介 生活をステップアップするためのとっておきの二冊

皆さんこんにちは、Kaien秋葉原サテライトの訓練生です。

春分の候、日増しに春めいてまいりました。

Kaienの古本オンライン販売店舗「こしょこしょあきはばら」で訓練を始めてから9ヶ月が経過しました。スタッフ・講師、共に励む訓練生の助けもあり、自分の能力や得手不得手を理解し、今では2回目のブログ担当や店長を務めさせていただいております。

その感謝の意味も込めて、こしょこしょあきはばらで出品している書籍の中から皆様にぜひおすすめしたい本を紹介します。

『忘れてしまった高校の物理を復習する本―物理の基本、ここが面白い!』(中経出版/為近 和彦 著)

物理には、この世の中の複雑な現象が数式によってシンプルに記述されてしまう、という魅力がある。(本書カバーより抜粋したものを一部改変)

あえて結論から言いましょう。ありとあらゆる学問の中で、物理ほど生活に身近な学問はありません。故に、物理を知ることで生活に小さな楽しみを発見できるのです。

計算が苦手な方々には数学と同一視されやすく、敬遠されてしまう「物理」という科目。ですが、物理学は数式と並んで「思考・観測・実験・分析から導かれる法則」を重視する学問なのです。

その法則の価値の大きさについて、本書の第一章に記載されています。私としては是非、この第一章だけでも読んでいただきたい!…と思います。

図解やイラストも豊富で大変分かりやすく、きっと続きを読みたくなります。

『相手に伝わる日本語を書く技』(日本経済新聞社/一ノ坪 俊一 著)

私たちは「考えること」と「書くこと」の関係についてもう少し深く考えてみる必要がありそうだ。(本書より抜粋したものを一部改変)

インターネットの普及によるメディア化が急速に進む昨今、数多くのSNS等、自分の思想や主張を誰かに伝える際に「話す」以上に「書く」ことによる発信が身近な手段となっています。そんな今だからこそ読んでいただきたいのがこの書籍です。

目次を開くだけでわかっていただけるかと思います。本書は文章の組み立て方を教えてくれる書籍ではなく、「読み手にとって快適な文章を書くための技術書」です。

本書を読んで、文章を書いてみてください。これまでの文字の羅列から脱却し、活き活きした文章に変身させたい方にお勧めの一冊です。

以上、私が皆さんに紹介したい書籍でした。

こしょこしょでは他にも小説や漫画など、多数の書籍を取り扱っております。是非、合わせてご注文いただければと思います。

◎「こしょこしょあきはばら」では不要になりました本・CD・DVDを探しています。

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オンラインショップの訓練~私の訓練所~

皆様こんにちは。三月になりました。私は去年の今頃はまだ大学生であり、卒業式でとても忙しかったことを思い出します。一年というのは本当にあっという間に過ぎていくんだなと改めて感じています。

私は2018年の9月に就労移行支援事業所Kaien秋葉原サテライトに入所し、訓練を受けています。最初、データ入力業務やビーズの検品といった軽作業を行なっていました。

今年の1月からはこしょこしょのオンライン店舗業務に移動になりました。私はコンビニエンスストアでの経験があったので、作業は簡単だろうと楽観視していました。

しかしいざ業務に加わってみるととても大変でした。多くの人から寄贈された本をオンライン店舗で販売するためにはクリーニング、検品、出品、梱包といった様々な工程を経なければなりませんが、最初は工程ごとに決められている作業手順を覚えるのにとても苦労しました。特に注文を受けてお客様に本を発送するための梱包作業には、行き詰まってしまいました。

私は手先を使う作業が他の人よりも苦手で、最初はテープを貼る位置や封筒を折り曲げる作業にとても苦戦しました。「他の訓練生はスムーズにできるのに何で自分はうまくできないのだろう」と自分を責めたいと思った日もありました。しかし先輩の訓練生の方々が何度も気にかけてくれて、たくさんのアドバイスをいただきました。また練習用の本で人よりもたくさん梱包の練習をしました。他の人は気にせず、自分のペースを守り、一つ一つの作業を丁寧に行うよう心掛けることを意識して業務に取り組み続けた所、本番の梱包作業を任されるようになりました。その時は本当にうれしい気持ちになり、自分の自信につながりました。

Kaienの訓練では、自分の得意・不得意などの特性の理解などに専念できる環境があります。失敗が許され、自分を振り返るためのフィードバックがいただけるこの環境を通して、今後の就活に役立てていきたいと思っています。

わたしの好きな2冊

日々様々な訓練を経てチームとしての行動や”ホウレンソウ”を覚え始めてきました。

そしてついにブログを担当することになりましたので、今回は私の好きな2冊の本の紹介をします。

『町長選挙 (文春文庫/奥田秀朗 )』

町営の診療所しかない都下の離れ小島に赴任することになった、トンデモ精神科医の伊良部。そこは住民の勢力を二分する町長選挙の真っ最中で、なんとか伊良部を自陣営に取り込もうとする住民たちの攻勢に、さすがの伊良部も圧倒されて…なんと引きこもりに!?泣く子も黙る伊良部の暴走が止まらない、絶好調シリーズ第3弾。(「BOOK」データベースより)

 本作は奥田秀郎(おくだ ひでお)の代表作、伊良部先生シリーズの一つであり、各話完結で楽しめるコミカルな短編で安心して読めますが、独特な切り口が光ります。

 毎回人知れず葛藤を抱えた様々な人の視点で始まり、ちょっと変わった精神科の医師、伊良部先生と出会う事で最初は困惑しつつもそれを乗り越えるきっかけを見つける話だ。

 まずそれぞれのキャラクターが変わっている。マスコミに叩かれる会長、頭の切れるIT経営者、カリスマ女優、堅実な公務員とそれぞれ世間的には強者とされ、あまり同情されにくい顔ぶれなのだ。

 そんな彼らは器用貧乏というか、優れた能力を持つがゆえに、人知れぬものをかかえていたりするものだ。頭が良すぎたり、先が読めすぎたり、期待に応えるのがうますぎたり…

伊良部先生風に言えば、公道でハンドルに遊びがないレースカーを運転するような危うさがありますが、そこに伊良部先生はやわらかいが柔軟なゴム毬のような強さに気づかせてくれる…。

 そんな心境の変化が描かれていて、テーマは重くなりがちなくらいリアルだがそれを感じさせないタッチや、自分で答えを見つけていく過程は読んでスッキリ、癒やされます。

 他者と上手にやっていくために、自分から変わろう!態度を変えてもいいじゃないかっていうメッセージがそれぞれの作品にある様な気がします。

 また緑主体の装丁がとても素敵ですので、あなたの本棚を彩ってくれるでしょう。

『変身(新潮文庫/フランツ・カフカ)』

ある朝、気がかりな夢から目をさますと、自分が一匹の巨大な虫に変わっているのを発見する男グレーゴル・ザムザ。なぜ、こんな異常な事態になってしまったのか…。謎は究明されぬまま、ふだんと変わらない、ありふれた日常がすぎていく。事実のみを冷静につたえる、まるでレポートのような文体が読者に与えた衝撃は、様ざまな解釈を呼び起こした。海外文学最高傑作のひとつ。(「BOOK」データベースより)

 次はダークな変身譚を生んだ奇才、カフカの『変身』を選んでみました。

本作は不条理のメタファー、あるいは社会的孤立のブラックコメディだと思います。

 主人公は両親の借金を返しながら家族と生活し、無理をしてきた旅回りのセールスマン、グレゴールです。

 物語は仕事の営業で朝寝坊してしまい、さらに虫に変身するところから始まります。

この衝撃的な始まりからシュールで奇妙な視点の文体が続き、最後まで飽きさせません。

 作者カフカは表紙に虫の挿絵を入れることを禁じたという逸話をききます。

そこから考えたのですが主題は「虫」ではなく、「変身」です。というのも、「変身」しているのは実は状況に無自覚な家族たちで、グレゴールが虫になったことをきっかけに借金に向き合い、節約をして一致団結、家計を支えている立場の逆転が起こっている事は見逃せません。本作を家庭の経済状況や家族の変化にも注意して読んでみると面白いかもしれません。

 ハッピーエンドにも悲劇の結末にも捉えられる奇抜な物語の最後のページを閉じたとき、独特な余韻が残るでしょう。

 どこかニヒルでナイーブな匂いがする本作には様々な解釈があるので、それらを調べてみるのも楽しいと思います。

 また本書は100ページちょっとと短いので読みやすいかと思います。その気になれば一日で読み終わるでしょう。

他にも、こしょこしょあきはばらでは貴方好みの書籍を多数取り揃えています。また、要

らなくなった書籍の受け入れも順次行っております。どうぞご愛顧のほどよろしくおねが

いします。

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Kaienオンライン店舗業務を通して私が考えたこと

 私は2018年10月からKaien訓練生として主にオンライン店舗業務で古本を販売する訓練を行っています。その中で私が考えていることを綴ってみようと思います。

 私を含めた発達障害者の特徴として、よく挙げられるのが「暗黙の了解が察せられない・空気を読むのが苦手」ということがあると思います。実際私は以前働いていた職場での失敗体験から、自分自身にもその特徴が当てはまると感じていたので、Kaienの訓練でも気を付けようと思っています。

 例えばこんなことがあります。古本の販売過程では商品が売り物になるか、なるとしてもどのようなコンディションかということをチェックするために、本の表紙・カバー・上下左右などを入念にチェックしないといけません。ただしやみくもにチェックすればいいのではなく、甘すぎても厳しすぎてもいけないのです。チェックが甘すぎるとクレームの原因になる一方で、厳しすぎると出荷に時間が掛かりすぎたり、他店で普通に売っている本を廃棄してしまったりするからです。

 私は幸か不幸かこの手の業務工程の意味を考えすぎるタイプらしく、仕事をしていると様々な疑問点が浮かんできます。以前の私でしたら、このような考えが思い浮かんだ時点で誰かに感想を言ったり提案をしていたと思いますが、現在では「作業工程がすべて習得できるまで、あるいはそれなりの勤続年数を経て立場が上になるまで、提案などは避けたほうがよい」という職場における「暗黙の了解」があり、これは「社会人のマナー・コミュニケーション能力」とも言い換えることができると思っていたので、訓練の場で自分の行動を抑制することができました。  もちろん新参メンバーの積極的な提案活動が認められる会社や団体もあるでしょうが、私がこれから就くであろう業務補助的なポジションでは、そのような行動は慎んだほうがいいと思います。それを学ぶのも訓練の目的であり、とにかく収入を得て自立するには必要なことだと考えています。

商品紹介:ビジネス書と恋愛小説

 こしょこしょあきはばらの訓練生です。2月に入り、一段と寒い日が続いています。空気も乾燥し風邪などひいてはいませんか。インフルエンザも流行していますので、うがい手洗いをし、暖かくして過ごして下さい。

今回ご紹介する本の1冊目です。

『ビジネスマンのための「人物力」養成講座』(ディスカヴァー携書/小宮 一慶)

若くして一時代を画しながら、結局一時のブームに終わってしまう経営者と、亡くなったあとも長く尊敬される経営者、どこが違うのでしょうか?本書では、長く人から尊敬される、本物の人の条件を「人物力」と呼び、それを身につける方法をお話ししていきます。あなたを「人物」にする12の要件と8つのステップ。(「BOOK」データベースより)

いわるゆる、ビジネスマン向けの指南書ですが、就職活動をしている方にもお勧めしたい本です。理由は、「読みやすく、要件が上手く纏まっている」からです。

この本の構成の中でも、第1部 3項「職場で人物を見分ける」は、特に皆さんに読んで頂きたいところです。一読して思い当たることがある方は、「自分の考えを変える」→「行動を変え、意識を変える」を一度実践してみて下さい。

この本では職場での所作やコミュニケーションを意識して行動するための内容が明瞭簡潔に書かれています。他人の考えや行動を変えるのは難しく時間も掛かりますが、自分を変えるのは自分の努力で出来る事が多いと思います。是非読んで自分を変えてみて下さい。

 2冊目は、『クローズド・ノート』(角川文庫/雫井 脩介)です。

 部屋に置き忘れられた一冊のノート。はじめは手に取るつもりもなかったのに。その

ノートを開きはじめたとき、私の平凡な日常は大きく変わりはじめる・・・

携帯サイトでの連載時から感動の声が続々。100万アクセスを突破した、切なく温かい

恋愛小説。(「BOOK」データベースより)

主人公は文具店でのアルバイトと音楽サークルの活動に勤しむ、女子大学生です。

彼女はある日、自室のクローゼットで、前の住人が置き忘れたと思しきノートを見つけます。

そのノートを開けたとき、主人公の平凡な日常大きく変わり始めます。

ノートを読んでいく過程で小さな偶然が導く運命的な出会いが始まり、温かくも切ないストーリーが展開されて行きます。

この小説は2007年に映画化されており、多くの皆さんが鑑賞されたのではないかと思います。

私もこの映画を観て感動し、原作の小説を読みたくなり、原作でも再び感動しました。

10年以上前の作品ですが今も色あせることなく繰返し読んでしまいます。映画を鑑賞されただけの方は是非原作も併せて読む事をお勧めします。

以上の2冊をご紹介させていただきました。

他にも、こしょこしょあきはばらでは貴方好みの書籍を多数取り揃えています。また、要らなくなった書籍の受け入れも順次行っております。どうぞご愛顧のほどよろしくおねがいします。

◎「こしょこしょあきはばら」では不要になりました本・CD・DVDを探しています。

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