商品紹介~5分で「やる気」が出る賢者の言葉 「プチ鬱」から脱け出す33の技術

チャプター3 釈迦 ストレス、怨み……忘れることで負の循環を断つ

ブッダは「勇敢に流れを断て」という言葉を残しています。また、「実にこの世においては、およそ怨(うら)みに報いるに怨みを以(もつ)てせば、ついに怨みの息(や)むことがない」「堪え忍ぶことによって、怨みは息む。これは永遠の真理である」(『ダンマパダ(法句経)』より)とも言っています。

これはつまり、「許す」ことによって負の連鎖を断ち切るということだと思います。「許す」とは「水に流す」とも言うように、「忘れる」ことで負の感情に囚われず、前を向いて今を生きるということ。

ブッダは2500年前にすでにそれを言葉にしていたのです。

前を向いて今を生きる。きっとその方が楽しいと私も思います。

 

今回のアイキャッチには、そんなブッダを象徴する仏像の顔を採用しました。涅槃の表情を湛えるブッダを写し取った仏像。一切の煩悩から解き放たれ、苦しみや悲しみを完全に超越した究極の安らぎを得た表情は、まさに「勇敢に流れを断」ったのちの表情であると私は思います。

 

チャプター4 オーギュスト・ロダン 「3割芸術家」精神があれば心は折れない

《考える人》の銅像で有名な彫刻家オーギュスト・ロダン。近代彫刻の父とまで称されるロダンですが、実は40歳で祖国フランスから《地獄の門》の制作を依頼されるまで、彫刻家として認められていなかったという辛苦を味わっています。

24歳のときにサロンに出品した《鼻のつぶれた男》が、モデルに似すぎているという理由で落選したことを考えると、卓越したデッサン力とそれを形に落とし込む超絶技巧の持ち主だったことがうかがえます。37歳のときに発表した《青銅時代》では、その完成度から、実際に人体から型をとって制作したのではないかと疑いをもたれたほどでした。

現代ではコスパやタイパなど、何かとスピードが要求される時代ですが、ロダンはアンチスピードを信念に持つ人物でした。「芸術はのろさを要求する。人々の、殊に青年の頃には思いも及ばないほどの辛抱を要求します(『ロダンの言葉抄』高村光太郎訳、高田博厚・菊池一雄編/岩波文庫より)」とロダンは言います。そして、「困難をごまかす習慣がついて来て、投げやりな彫刻で満足するようになり、やがて、まるで悪い彫刻になって来ます」「人は仕事をする時にはいつでも迷うものです。決して自分がどこを歩いているか確かに解るものじゃありません。進歩は実に遅く、実に不確かなものです。やがて、だしぬけに、それが啓かれます。人は前へ出ます。けれども暗中模索の幾年か後の事です」と。

長い年月を経なければ到達できない場所がある。では、そんな忠告を無視するとどうなるか。

「疾く行きつこうと思ったり、自分を虐待すると、自殺することになります」

アンチスピードを信念に持つロダンの「のろさのワザ化」が、ロダン流のメンタル・タフネスなのかもしれません。

 

今回のアイキャッチは、そんなロダンの肖像画をモチーフに偉人の格言として制作しました。

 

この作品はAIを使用しています。