訓練と変化する季節

皆さん、こんにちは。
2月もあとわずか、少しずつ暖かな気候になってきました。朝の服装を選ぶことが難しくなってきてはいませんでしょうか。

突然ですが「雨水」という言葉をご存知でしょうか?
雨水(うすい)とは二十四節気(にじゅうしせっき)の一つです。一年の季節を24分割した暦の2番目で2月19日あたりの時期をいい、「空から降るものが雪から雨に変わり、雪が溶け始めるころ」のことを表します。
そんな雨水ですが、よく「立春」や「夏至」といった季節の言葉は耳にするかと思います。これらも二十四節気の仲間です。

しかし、都内では最近は良く晴れ渡る日が多く寒気団により空気が冷え込み乾燥した状態ですね。行き交う人込みの中にも風邪を引いている人やマスク姿の方も結構いるといった状況です。私もうがい、手洗いに気を付けています。

さて、オンライン店舗「ゆいタイ」では訓練生により、お子様用のネクタイを販売していますが、運営にあたっている訓練生は10人前後です。全員日々、様々な仕事をしております。
「ゆいタイ」の運営では大きく分けて管理業務と実作業業務の2つに分かれて業務を行っています。今回は実作業のなかの加工作業の様子を紹介させて頂きます。ゆいタイで取り扱っております商品は、皆様からご寄付頂いたネクタイを再加工して棒ネクタイ、蝶ネクタイに生まれ変わらせています。(過去のブログでも紹介されていますのでご興味のある方はそちらをお読み下さい。)

いつも忙しそうにしているのは加工部門の訓練生達、ネクタイを裁断し形通りに縫い合わせていく工程ですが、さまざまな道具を使います。針と糸はもちろんのこと、長さを測る定規や布を切るためのハサミ。形を止めておくための小さい待ち針や縫い付けるための大きな針、のりやゴムテープなどを訓練生が工程に合わせて使いこなしていきます。あとミシンも使います!ネクタイの本体?にあたる剣先と呼ばれる部分や首回りの加工部分などのパーツを一つ一つ丁寧に作っていきます。時々片づけの時に針を見失って加工班総出で探すことがありますが・・・工程が進むにつれて形がどんどん出来上がっていくのを隣で見ていると、わくわくしてきます。そして完成へ!!

出来上がったネクタイを検品にかけて商品チェックをクリアすると、販売部門に引き継がれます。販売部門のお話はまた次の機会にしたいと思います。

ブログを綴っていますとあっという間に時が過ぎてしまうものです。
少し話が弾みすぎ・・・長すぎましたでしょうか?
私達Kaienの「ゆいタイ」のブログも訓練も店舗運営もゆっくりではありますが悪戦苦闘しながらも、わいわいと日々続いています。

もし私たちの「ゆいタイ」の商品にご興味がございましたら、こちらまでアクセスして商品を見て下さい。(現在、ゆいタイの活動は終了しています)
お子様のご成長の記念にぜひ「ゆいタイ」の商品をよろしくお願い致します。