訓練内容について

西日本を中心に燦々(さんさん)とした夏も野分と共に過ぎ去り、月は巡って芋名月を迎えようとしている此の頃ですが、皆さま如何お過ごしでしょうか。

この季節の変わり目、太陽と月の変わり目に、「太陽のような、月のような」という言葉が世の中でひとしお話題になったことも、私はどこか自然に感じます。

さて、申し遅れました。この度8月より週替業務からToy-enに異動になりました者です。

基礎的なレクチャーを終えた現在は、経理およびブログを中心に担当することになりました。

何卒、よろしくお願い申し上げます。

私がこちらに異動してから早1ヶ月余り、非常に驚きと戸惑いの連続でした。

いったいどうしてなのかというところを紐解きますと、まずToy-enは訓練プログラムの一環ということもあり、お店の規模を大きくすることができません。

また、メンバーも就活が最優先ですので常にメンバー全員が揃っているわけではなく、日によって業務に従事できる人数は変動します。

この性質がどのような影響を業務に与えているかといいますと、

①経理とブログのように全く性質の違う仕事をマルチタスクで受け持つ。

②同じ業務フローに、例えばピッキングとデータ入力という違う動作・動線の作業が混ざる。

といった、小規模で人数にも変動があるため、現状では分業化するよりも「掛け持ちさせる」ことが最適な割り振りなのです。

ネット通販という形ながらも、コンビニ店員のような事を求められると説明すれば良いでしょう。

これに対して異動する前の週替業務プログラムでは基本的に事務作業を中心としており「掛け持ち」はあまり多くありませんし、作業の動線もPC上で完結する事が大半でした。

ですので、私も当初はToy-enを週替業務の延長と発展形と捉え、大変自信もついておりましたので、「事務をバリバリやるぞ」と意気揚々に業務へと入りました。

しかし、実際はうまくいきませんでした。ADHDで、タスクが飛んでしまいやすい私の苦手な「掛け持ち」が沢山ありました。

タスクは飛んでエラーが重なる、優先順位は間違える、時間割り振りが下手etc….

運良くダブルチェックで全て明らかになり、全て他のメンバーによってフォローを頂いたのですが、まったくもって散々でした。

意気揚々から一転し、お先が真っ暗となった私はスタッフに「事務作業だと思ったらコンビニ店員のようだった」と泣きつき、今後を相談いたしました。

相談の際にスタッフの発した「〇▲さんがToy-enに必要ないなんていう事はなく、必要としているんだよ。他のメンバーもそう思っている。」という温かい励ましの言葉が大変有難く、この言葉のおかげで、Toy-enで今の私に出来る範囲の事をしっかりと続けていこうと再決心することができております。

こうして、私は今日まで末席に居させて頂いております。

これから先もタイトな時があるかもしれません。しかし、出来る事を着実にこなし、エラーが出る事が有れば少しづつ対策を加えて自らの成長に繋げることが出来たらよいなという心境です。幸いにも、私はデータと文章なら得意なのではと思えてきましたので、まずは現在担当している業務を「任せとけ」と言える精度まで引き上げたいと思います。

頑張ってまいります。あ、もちろん就活が最優先ですが。

まだまだ知るべきことも多く、私の体験の中で書かせていただきましたが、皆様には訓練の様子、空気感が伝わったことを願います。

 

以上、づらづらと駄文になりましたが、ご一読いただきありがとうございました。