「こしょ こしょ しんじゅく」での半年を振り返って

こんにちは。昨年6月よりKaien新宿(NJ)を利用している訓練生です。今回はこの半年間を振り返って、NJオンライン店舗「こしょ こしょ しんじゅく」の運営についてご紹介したいと思います。

 

1.訓練に活かせたメルカリでの経験

私はかつてメルカリを利用した経験があります。こしょ こしょ しんじゅくで利用しているのはヤフオクですが、出品時の文章校正から撮影、梱包発送までヤフオクと同じで、スムーズに業務に取り組むことができました。

 

2.自分の強みと弱みの再発見

私の傾向である丁寧さは、強みである一方、場合によっては弱みになります。店舗業務においては時間がかかるというデメリットがありました。特に本のクリーニングで丁寧にしすぎて必要以上に時間をかけてしまいました。一つ一つに時間がかかるので、未処理の本がなかなか減りませんでした。

 

3.廃棄予定から無事復活

100円未満に値下げしても入札ゼロのまま出品が終了し、廃棄予定となった本がありました。ですが年数が新しく状態も良いため、廃棄するには惜しいと感じ、私は講師に提案し、先に廃棄予定となっていた同じ著者の本とセットで再出品することとなりました。

最初はなかなか入札がありませんでしたが、2週間目に3件の入札をいただき無事落札されました。

落札された後、発送する際に「捨てずに提案してよかった」という気持ちで胸がいっぱいになりました。

 

4.マニュアルの訂正

再出品作業ではマニュアルに載っていない事態に直面しました。その際に現行の問題点の改善(とりわけ業務に欠かせない項目の追加)が必要だと感じ講師に相談したところ、一部マニュアルの訂正を実施することになりました。

ソフト自体には慣れていたため、PowerPointでのマニュアル編集は私にとって得意な作業でしたが、大変だった点もありました。

1つ目は予測より修正箇所が増えてしまったことです。当初は一部の修正のみで終わるはずでしたが、いつのまにかマニュアル全体の統合再編にまで及びました。

2つ目はレイアウトです。より見やすくする工夫をしようと考えましたが、具体的な解決策がなかなか思いつきませんでした。一旦は図形吹き出しに文字を収めましたが、講師からかえって見づらいとの指摘をもらい、従来通り文字だけにしました。

結局、当初2ケ月で終わるはずだった修正作業はさらに2ケ月、合計4ケ月を要してしまいました。

時間はかかったものの、この作業を通して業務における作業工程の優先順位を考える重要性に気づきました。

 

まとめ

私はこしょ こしょ しんじゅくで、商品のより売れやすい工夫を考え、業務円滑化などに取り組みました。私に様々なことを教えてくれた先輩たちが卒業したのち、不慣れながらも今度は店長として他のメンバーを指導し、業務割り振りをする立場になりました。今後は自分の特性に向き合いながら、業務をよりスムーズにこなせるよう努めていきたいと思います。