Toy-enについて

はじめまして。

5月よりToy-enの業務を行っている訓練生です。

 

Toy-enとは訓練を目的として、

実際のヤフーオークションに書籍や雑貨など、

関係者から寄贈された商品を販売する、Kaien独自のカリキュラムです。

 

入札者・落札者とのやり取りは、

講師の指導の下で訓練生に任せられており、より実務に近い訓練となっています。

 

就労移行支援の訓練は模擬作業が多いため、

実際にクライアントとやり取りを伴うプログラムはとても珍しく、

Toy-enの訓練に魅力を感じ、Kaienを選ぶ方もいるほどです。

 

Toy-enの主な業務は、

寄贈された商品の受け入れからデータベース(Excel)への登録、

その後ヤフオク上に商品を登録し決められた日に出品、

落札後は速やかに配送、その間に質問などのメールのやり取りを行います。

 

その日行うタスクについては、

店長を任せられている訓練生が割り振ります。

 

店長の役割はタスク割の他に目標の設定、

入札者・落札者とのやり取りや質問への回答、

配送のための現金の管理、商品を管理しているデータベース(Excel)のバックアップなど多岐にわたります。

 

店長は1カ月程度で変わることが多く、

より多くの訓練生に店長を経験するチャンスがあります。

 

また、店長から割り振られるタスクは、

寄贈された商品の”検品”、

検品された商品の”ヤフオクへの登録”、

落札された商品の”梱包”と”配送”、

未落札の商品の”再登録”などがあります。

 

寄贈される商品は書籍を中心に雑貨や玩具など多種多様で、

商品の状態や付属品の有無、

配送方法なども一様ではありません。

 

商品の現状については写真及び商品説明文に記載するのですが、

商品の特性や検品を行う人によって認識に違いがあったり、

部品の多いおもちゃなどは付属品が欠品しているかも分からなかったり、

判断に迷うことがしばしば起こります。

 

また、オークション利用者から来るメールの対応も、

マニュアル通りにはいきません。

 

こうした訓練の中で、

その都度調べたり、店長や指導している講師に判断を仰ぎます。

この訓練によって、主体性や報連相、業務の上でのコミュニケーションや責任感などを養います。

 

いかがでしょうか、

われわれToy-enを少しご理解いただけましたか?

 

Toy-enは、

われわれにとっては無くてはならないカリキュラムです。

このカリキュラムは皆様のご協力なしでは維持できないのです。

 

使わなくなった玩具や本、CDやぬいぐるみ等々。

ご不用になったモノはございませんか。

 

捨ててしまう前に、寄贈にご協力頂けますよう、この場を借りてお願い申し上げます。