訓練でたいへんだった店舗業務と経理業務を振り返って

私はAmazonを通じて古本のオンライン販売を行っている「こしょこしょあきはばら」で訓練生として、多くの業務をこなしてきました。
その中で特に難しかった店長業務と経理業務について、Kaienでの訓練を終えるにあたって改めて振り返り整理してみたいと思います。

・店長業務
店長の主な仕事は、他の訓練生に毎日いろいろな業務を割り振ることです。また日々の店舗経営が上手くいっているかをチェックし、何か問題などがあれば対応策を考え実行していくことも店長の役割です。「こしょこしょあきはばら」の主な業務は以下の4つです。
・古本のクリーニング
ハケなどを使って本を清掃します。
・検品登録
本のキズ、汚れなどをチェックします。
・Amazonへの出品
検品を済ませた本の販売価格を決め本の状態の説明文を作成、Amazonに出品します。
・梱包と発送
注文の入った本を梱包して発送します。

例えばクリーニングする本が少なかったり、出品する本が多かったりすると、それぞれの業務に割り振る人のバランスを考えなければならないのが大変でした。できるだけ同じ人が連日同じ作業をしないように割り振ったり、メンバー一人ひとりの得意とする業務やまだ不慣れな部分を考えながら作業計画を考ええるのも一苦労でした。

・経理業務
経理業務はこしょこしょあきはばらでのお金の動きを記録するのが主な仕事で、大きく分けて2つあります。
・日々の経理処理
・月末と月初の処理
日々の経理処理には、備品の購入に使ったお金の記録などがあります。月末と月初の処理では、月ごとに各帳簿の入出金や残高が一致しているかどうかの確認や翌月分の帳簿の作成などがあります。業務に必要な備品を買った後などは、Excelの帳簿に記録を付けたり、月次処理でPL(損益計算書)、BS(貸借対照表)に記帳するシステムに慣れるのが大変でした。

店長業務と経理業務は他の業務に比べて多様な内容があり、また正確性や適時性が求められるため、とても大変でした。しかし、訓練を通じて大きな責任の伴う仕事をした経験は自分にとって、2月から実社会で就業するうえで大いにプラスになると思っています。