商品紹介~オレたち花のバブル組~

「やられたらやり返す、倍返しだ!!」

皆様こんにちはKaien秋葉原サテライトの訓練生です。

さて冒頭のセリフですが御存知の方も多いのではないでしょうか。そうです当時流行語にもなったTVドラマ「半沢直樹」の主人公半沢直樹が放つ決め台詞です。今回はそんなTVドラマ「半沢直樹」の原作本のひとつを、7年前に放送されたTVドラマを見た自分自身の記憶と比較しながらご紹介させて頂きます。

『オレたち花のバブル組』(文藝春秋、著者:池井戸潤)

「バブル入社組」世代の苦悩と闘いを鮮やかに描く。巨額損失を出した一族経営の老舗ホテルの再建を押し付けられた、東京中央銀行の半沢直樹。銀行内部の見えざる敵の暗躍、金融庁の「最強のボスキャラ」との対決、出向先での執拗ないじめ。四面楚歌の状況で、絶対に負けられない男達の一発逆転はあるのか。

(「BOOK」データベースより)

そもそも「半沢直樹」というTVドラマは、俳優の堺雅人が演じる半沢直樹という一銀行マンが様々な悪の権力者と闘い、最後には力関係を覆すといった流れが基本の爽快逆転ストーリーで、勧善懲悪で描かれているドラマです。

TV離れが始まっていた当時で15%も視聴率が取れれば成功というところを「半沢直樹」は最終回42.2%もの高視聴率を出したという逸話もある程で、大人気だったドラマでもあります。

今回その原作である『オレたち花のバブル組』を読んでみたのですが、TVドラマとの違いとして驚いたのは、「倍返し」のセリフを言っていないという点です。

TVドラマでは毎回一回は「倍返し」のセリフを言っていたと思うのですが、自分の読んだ限り原作では、一度もこのセリフが出てきませんでした。原作のほうがより現実的な書き方をしている印象で、TVドラマは演出の部分を意識した結果、こういった違いが生まれたのかなと思います。

また原作の方が”耐える”シーンが短くなっているように思え、割とあっさりと解決に向かうという印象がありました。その代わり一冊に収まっているストーリーが多く楽しめますし、感情移入しすぎて”耐える”シーンが辛いということもない、程良い塩梅になっていると感じました。

原作を読んでもうひとつ驚いたのは原作再現のこだわりです。半沢直樹には近藤直弼という昔馴染みの同僚がいるのですが、近藤は出向された先でいじめのような行為を受けてしまいます。その時の近藤はそれに対して強く言い返すことができず、どんどんストレスを溜めていってしまいます。そのときストレスが溜まっていく度にTVドラマでは”ボコボコ”という嫌な水中音とともに、黒い水が白い水を覆っていく様な描写がされ、それがやたらと自分の記憶に鮮明に残っていました。

原作では”コールタールに覆われる”という表現で、近藤のストレスが溜まっていく表現が記されていたのを見て、(あぁ、あのシーンはコールタールを表現していたのか。)と合点がいき、同時にそんな細かな部分まで忠実に原作を再現していたんだなと感動しました。

と自分なりに原作とTVドラマを比べてみましたが、違うところと忠実に再現されてるところの両方見つけることができ、またどちらも違う視点で見られるおもしろさがあると感じました。

2020年の4月にはまたTVドラマの続編「半沢直樹2」が放送されるとのことで今から自分も楽しみにしています。よろしければ続編ドラマをご視聴される前の予習として「オレたち花のバブル組」をお手に取ってみては如何でしょうか。

最後にこのブログを読んで下さって大変有難う御座いました!!

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