発達障害の幅広さ

こんにちは、3月からToy-enに配属された訓練生です。

まだ、4月なのに初夏を思わせる暑さですね。来ていく服に悩む季節です。

私が、発達障害であることに気づかれるまで、長い時間を要しました。診断を受けたのは、29歳の時でした。私の幼少期には発達障害という言葉自体が無かったということが最も大きな原因だったのですが、あることはできるのに、あることはできない、そのためできないことは、ただ怠けているだけで、まさか障害だとは私も周囲の人々も思わなかった、また外から見ても分からないという面も大きかったと、思います。

私の学生時代の成績はまさに凸凹、社会科の成績はすこぶる良好なのに、数学や英語は赤点王、0点すら取ってしまうことがたびたびありました。

社会に出てからは、単純なセールストークをいつになっても覚えられず仕事を辞めざるを得なくなったこともありますし、反対に一般向けの職業訓練で美容関連の資格を取得できたこともあります。

私の主治医の先生によれば、発達障害の人というのは一芸に秀でた人が多いのだそうです。
また、他に読んだ本には、ごく一部の例外を除けば、人の才能はトータルで100。ただしバランスよく才能が分散している人もいれば、どこか一・二か所にドカンと溜まっている人もいる、と書いてあったのを読んだこともあります。

Kaienの他の訓練生の皆さんもそれぞれ幅広い個性があり、様々な才能がある方ばかりです。一口に発達障害といっても、幅広い個性と才能があるという認知が広がっていけばいいなと思います。

まだまだ、発達障害は社会的認知が始まってから日が浅いこともあり、受け入れ可能な業種が、限られている感がありますが、今後徐々に広がっていけばいいなと思いますし、きっとそうなるだろうと思っています。

さてToy-enでは様々な商品を出品しております。おもちゃ、ゲーム、本、CD・DVD等様々な商品を用意しておりますので、どうぞよろしくお願い致します。
またToy-enでは皆様からのご寄贈を訓練生一同心よりお待ちしております。
それでは今後とも皆様のToy-enのご支援、ご利用をよろしくお願い致します。記事を最後までご覧下さり有難うございました。