左利きであること

みなさま初めまして! この春からネット書店「こしょこしょ よこはま」でのオンライン店舗業務を担当している訓練生です。今週で4週間目ですが、まだまだ覚える作業が多く大変です。しかし、先輩の足を引っ張らないように気を回して頑張っています。

ところで、私は左利きですが、皆様は左利きについてどの様なイメージをお持ちですか?
左利きというのは少数派なので、日常的に困難が多いです。例えば、ハサミやカッターなどの工具は右利き用が大半です。現在の業務でも、カッターで印刷用紙を切る作業では、線がふにゃふにゃになったりちぎれてしまったりして見栄えが悪くなりがちです。そのためこれらの作業は共同作業者にお願いしています。

しかし、左利きはペンや箸は左手で、ドライバーやビンを締めるときは右手でと、利き手でない手もうまく使っている人が多くいらっしゃいます。世の中は右手をよく使うようにできているので、右利きの方はわざわざ左手を使う場面は少ないと考えられます。
つまり、左利きは日常的に利き手でない手もよく使っているわけです。これは脳への刺激が適度にあるので生活のアクセントにもなります。

そこでたまには右利きの皆様も、左手で何かしてみるというのはいかがでしょうか。
左手は右脳とつながっており、発想力が増すとも言われています。クリエイティブな左利きはポール・マッカートニーさんや『スーパーマリオ』シリーズの生みの親として知られるゲームデザイナー宮本茂さんが有名ですね。
また、捕球やバッティングで利き手以外の手も比較的良く使う野球やソフトボールの選手の中には、あえて利き手で箸を持たないで利き手とのバランスを養う人もいます。
そして、利き手でない手を使って些細な事につまずくと、今までの当たり前の何気ないことでも発見があるかもしれません。

皆様もこの春左利き生活を始めてみて、今までの暮らしで気づかなかったことを見つけてみませんか?

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