こしょこしょ福福堂のおもてなし(上)
皆さんこんにちは!
こしょこしょ福福堂です。
9月になりようやく涼しくなり、読書の秋が近づいてきました。
こしょこしょ福福堂とは、こしょこしょ横浜から改名して去年6月にオープンした横浜拠点にあるヤフオクで寄贈の古本を売る訓練業務のプログラムです。
こしょこしょ福福堂では、今年に入ってからより良い本をお客様に紹介できるようにするためと、メンバーが効率よく作業できるようにすることを目指し、業務の見直しなどの改善を行ってきました。見直しのポイントは、マニュアルをはじめミス対策の改善を目指したもので、現在はその改善に基づいて業務を行っています。
さて、今回はこしょこしょ福福堂でそんな業務の改善について実際にこれまで行った業務上でのミス対策などの改善内容やメンバーのそのやりがいを紹介します。
こしょこしょ福福堂でのミス対策
付箋でメモ取り
売れなかった場合や、古本の在庫移動やコンテナから古本を出し入れする際には、必ず下記のような付箋にメモして店長やチームマネージャーに見せてから作業を行っています。
作業日の日付 担当メンバーのイニシャル 商品登録番号
本の題名
移動前のコンテナ番号→移動先のコンテナ番号
チェックシートの導入
当店では、お客様に正確な情報で本をお届けできるように清掃や検査を行って下記のような検査結果を表に書いて正確性を求めています。
また、出品時には店長やチームマネージャーが出品のプレビューを行うだけではなく、メンバー1人1人がプレビュー確認前にチェックリストを設けて情報の記入漏れがないかの確認を行っています。
検査①②の検査結果シート
出品時チェックリスト
ステータス変更のタイミング
当店では、マスタ表という古本の情報を管理するための表と出し入れしたコンテナチェックの表があります。またマスタ表にもどこのコンテナに在庫があるのかのステータス変更を行っています。
その変更忘れによるミス対策のためにその変更と出し入れするコンテナのチェックを入れてから付箋によるメモを行っています。
ミス対策を行って
当店のメンバーが新たなるミス対策の提案や実施された時の声を紹介します。
現在こしょこしょ福福堂では8月31日時点で4名のメンバーがいます。
新たなるミス対策を行うことが決まった時
・ミスをなくすために何が自分に必要なのかが明確になりました。また、ミスをした際には、好事例として行ったうえで2度とミスをしないように反省し自分の心に刻み込むようになりました。
・混乱しましたが、取り組むことによってチームとしての一体感が出てきて今ではいい取り組みだと感じました。
・実際に行ってみなければわからないこともありますが、従来のやり方よりもスムーズに取り組むことができていると思います。
・新たなるミス対策を行うと決まったときに混乱しましたが、ミス対策をしているとミスが無くなったと実感しいい取り組みだと思いました。
ミス対策を実施して効果
・コミュニケーションをたくさんとれるようになったと思います。
・十分ではありませんが、ミスを最小限に防ぐことが出来るようになりました。
・正確性を維持できるようになりました。
ミス対策でそれぞれ工夫している点や大変な点について
・チーム内で連携して報連相の欠如が見られるようになったと思います。
・困っている人に声をかけ、自分から声をかけて解消するようにしています。
店長やチームマネージャーとして確認をするのですがそこでの責任があることが大変です。
・報告をする際、チームマネージャーや店長が他の対応で上手く報告がしづらいようなときがあります。
・新しいミス対策をやるごとに、混乱してしまったことがあり、チームマネージャーや店長と聞きながらやっているとできるようになりました。
ミス対策で学んだ事
・報連相とコミュニケーションの活性化…チームとしての連携を維持する事が出来たと思います。また、自分がどこでミスをするというのが明確になって文章化ができて視野が広がりました。
・チームで意識をしていき、ミスのないように作業していく大切さを感じながら出来るようになりました。
・メモや報告をすることにより、再発防止に繋がることが実感できました。
訓練では、このような声が上がり次に生かす活動をしています。
オンライン店舗での訓練をはじめて
最後に当メンバーがこしょこしょ福福堂のオンライン店舗を始めた時は、どのように思っていたかの感想をまとめました。
・新しいことに取り組む業務で一生懸命頑張って精進をしてオンライン店舗のために貢献をたくさんしていこうと初日から感じました。
・最初は不安でやっていけず、出来るかどうか怖かったです。でも、メンバーの皆さんが温かく迎えてくれたり、指導してくれたので馴染むことが出来て良かったと思っています。
・初めは、不安や緊張を感じるようなことが多くありましたが、メンバーのフォローで安心して作業に取り組めるようになってきたと思います。
・何からやっていいのか分からず緊張していました。また覚えることが多く自分にはできるのかなとそわそわしていましたが、やっているうちに手順が分かってきて安心して取り組めるようになりました。
今後こしょこしょ福福堂では、さらなる業務向上や、ミス対策を行いお客様に本をお届けできるように活動を行ってまいります。
今後ともこしょこしょ福福堂をよろしくお願いいたします。
■次回のこしょこしょ福福堂の下回記事記載は10月を予定しています。
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