こしょこしょあきはばら 古本購入者コメント

いつも「こしょこしょ あきはばら」をご利用いただき、ありがとうございます。 今回は Kaien秋葉原サテライト で行っている古本販売プログラムについて、 出品されている本の特徴や、お客様からいただいた声をご紹介します。

〇「こしょこしょ あきはばら」とは?
就労移行支援事業所Kaienでは、利用者が「実際の仕事に近い体験」を積めるよう、 古本をネットオークションで販売するプログラムを各拠点で実施しています。
寄付や譲渡で集まった本を、訓練生が協力しながら

● 検品
● 出品(運用しているネットオークションサイトは拠点により異なる)
● 商品の紹介文の作成
● 在庫管理
● 梱包・発送
● 経理関連
● ユーザー対応

をチームで一貫して担当しています。
その中でも Kaien秋葉原サテライト での古本販売は最大規模で、 現在は 1,900冊以上 を出品。マンガのまとめ売りから専門書、趣味の本まで、 幅広いジャンルを取り扱っています。

〇秋葉原サテライトの特徴
古本販売の最大規模の拠点であるKaien秋葉原サテライトの「こしょこしょ あきはばら」ですが、事業所内の一角には寄贈の本が沢山並び、ちょっとした図書スペースのような雰囲気になっています。保管している寄贈本が多いため、同じ東京千代田区の拠点『Kaien秋葉原』に寄贈本を分けてあげることも。

〇運営の裏側 ~Kaien秋葉原サテライトの取り組み~
「こしょこしょ あきはばら」の運営は、訓練生自身が役割を分担して進めています。

● 商品のケア
本をクリーニングしてから出品。
小さな汚れや折れもチェックし、サイズや品質等の商品説明を商品ページに
記載しています。

● 迅速な対応
原則としてご注文から二営業日以内に発送。チームで連携し、
スピード感を大切にしています。

● お客様対応
問い合わせやクレームが入った場合は、訓練生同士で内容を共有。
必要に応じて講師の助言を受けながら解決方法を考えます。

● 役割分担
店長や経理などの役職を設け、責任を持って運営を進めています。
業務を通じて「報告・連絡・相談」の練習にもつながっています。

● 改善の仕組み
毎月のミーティングで課題を話し合い、よりよい運営方法を模索しています。

こうした一連の取り組みが、実際の職場で求められる姿勢や
スキルの習得につながっています。
(詳細はこちら 👉 Kaien公式ページ

〇最近人気のある本とその背景
最近の売れ筋は マンガ作品 が中心です。
【購入された本の一例】
● よつばと!(電撃コミック)
● ガラスの仮面(21巻・24巻)
● 3月のライオン(4巻)
● 銀の匙(3巻・5巻・6巻)
Amazonの販売ページでも、漫画がランキング上位に並んでいます。

( 👉 最新の販売ページを見る)

【最近のラインナップがこうなった理由】
● 寄贈で集まりやすい本が中心になるため、人気コミックが自然と多く並びます。
● 中古市場で需要が高いジャンル(とくに漫画)は回転しやすく、
購入者に選ばれやすいです。
● 作品ごとの理由もあり、たとえば『よつばと!』は世代を問わない日常もの、
『3月のライオン』はアニメ化で新しい読者が増える、といった背景があります。
● シリーズを揃えたい購入者のニーズも大きく、
まとまった巻が出品されると売れやすくなります。
● また、商品ページの見せ方や説明文によっても売れやすさに差が出てきます。

〇お客様から届いた声
実際にご利用いただいた方からは、こんな嬉しいコメントが寄せられています。

・とても素晴らしい仕事をしています。 私も応援したいと思います。

・どこが可(本の状態)なのかわからないほどキレイな商品でした。
ずいぶんと誠実な出品者さまです。感謝です。

・本日無事に受け取りました。迅速な発送のうえ、丁寧な梱包。
本の状態も説明以上に綺麗で、とても気持ちの良い買い物ができました。
またの機会があることを楽しみにしています。

一冊一冊に丁寧に向き合う日々の作業が、利用者の方にとっての学びだけでなく、
お客様からの信頼につながっていることが伝わります。

〇読者・購入者へのメッセージ
読み終えた本を寄贈いただくと、その本は次の読者のもとへ渡り、また新しい出会いや学びを生み出します。寄贈する方、購入する方、そして訓練に取り組む方――それぞれの思いがつながりながら、本が新しい役割を担っていきます。どうぞこれからも「こしょこしょ あきはばら」で、次の一冊との出会いを楽しんでいただければ幸いです。