Kaien秋葉原の訓練内容ご紹介

皆さん、こんにちは。

就労移行支援事業所Kaienの訓練生です。

 

最近は、めっきり寒くなってまいりましたが、体調はいかがでしょうか?

今回は私の所属している就労移行支援事業所、Kaien秋葉原の訓練内容についてご紹介いたします。

 

Kaien秋葉原は、実際の職場に則した形式で実践的な訓練を行っております。例を挙げますと、発達障害当事者が苦手とする報告、連絡、相談を訓練の合間に行い、実際に社会に出た際に上司や同僚とのコミュニケーションを円滑に行えるよう訓練をしています。

 

その他、スケジュール管理が苦手、マルチタスクが苦手という面に関しても対策としての訓練がなされています。始業前に必ず作業計画を立て、経過報告及び終了報告を行うようになっております。

 

職業訓練では、精算書のミスチェックやデータ入力作業等、実際の企業で行う業務に直結した訓練を行っています。他にもビジネスマナーやメールのケーススタディ等ビジネスで役立つ知識も勉強しています。

 

個人作業の他にもグループワークがあり、テーマに基づいた演習とオンラインショップToy-enの運営を行っております。チーム共同で営業成績を競う作業や、プレゼン資料を作成する作業、Web広告の戦略を練る作業等がございます。また、オンラインショップToy-en運営では経理や、商品の検品、出品から発送まで一連の業務の流れを実体験し勉強することができます。

 

メンバー各自が協調しあい、得意な分野での力を発揮して業務効率を改善できた時は、大きな達成感を味わえました。発達障害当事者はコミュニケーションが苦手な傾向がある為、個人での作業を得手としますが、実際に社会の一員として就労することとなった場合には、グループでの作業は避けては通れないことなので、グループワークの経験は、社会に出た時に必ず役立つものであると感じています。

 

以上のような訓練をKaien秋葉原では行っております。

 

今後とも、Kaien及びToy-enをよろしくお願いいたします。