マイナーリーグのバナー広告について

みなさま、お疲れ様です。J2の訓練生です。お元気ですか。
今日は私が作成したマイナーリーグのバナー広告についてお話させていただきます。
訓練生と講師の皆様にアンケートを行いました。その結果を発表いたします。

1位 「未来へつなぐかけ橋。」候補1 (得票率60%)

青空に虹がかかった絵が特徴のバナー広告が他の広告を圧倒してトップに立ちました。「夢があふれるキラキラとした感じと虹の架け橋がきれい」、「自分の適性に合った仕事を探すことへの希望を持てる画像」といった評価をいただきました。
松本清張原作のドラマ『疑惑』で俳優の故田村正和さんが演じた佐原弁護士の「虹は何度でもかかる」というセリフがインスピレーションのもとになっています。どんなにつらく、苦しくても希望はあるという意味です。そのセリフに基づき青空にかかる虹のデザインに決めました。

訓練生のみなさまへ

就活では不採用を何度も突き付けられるなどつらいことがたくさんあります。また、今まで障害を理由につらい目にあったことでしょう。それでも、必ず就職は決まりますし、未来はあるのです。希望を捨てないでください。このバナー広告を見たとき、「虹は何度でもかかる」というセリフを胸に刻み、落ち込むことがあってもまたがんばろうという気持ちを取り戻し、再び前を向いて歩いてください。虹は消えてもまたかかります。雨が降ってもまた太陽は顔を出し、そして虹がかかるのです。夢はかなうのです。決してあきらめないでください。

2位 「あなたの未来はここから始まる。」(得票率20%)

両端に草花の茂る砂利道を歩く少女の写真の広告がナンバー2でした。「映画のような壮大さと就活への道のりがとても良い」というご意見をいただきました。
マイナーリーグにたどり着いたら、そこから就活と就労がスタートするということを表しています。就活する中で成長していく様を人が道で歩を進める様子に託しました。キャッチコピーもマイナーリーグを知ったところから就労へつながる就活のスタートであることを意味しています。この道の先には上り坂が見えます。これは成長していく過程です。

訓練生のみなさまへ

就活というワイルドな道の先には晴れた青空が広がっています。決して楽な道ではありませんが、それでも希望はあるのです。一つ一つ進んでいけば、必ず望みはかないます。決して訓練をあきらめないでください。決して絶望しないでください。就活という荒々しい道の向こうには生き生きと働くみなさまの姿があるのです。

3位 「ようこそ、あなたの未来へ」「あなたの個性が必要とされています。」
(得票率10%)

3位はこの二つの広告が同点でした。「ようこそ、あなたの未来へ。」(上)は青空の明るい光へと向かう階段の絵が特徴です。これはマイナーリーグのサイトを見つけたときがスタートで、その階段を一歩一歩上ることで明るい希望に満ちた未来が待っているということを表しています。空からの光が降り注いでくる様で、広告を見ただけで気持ちが明るくなれるようにという思いを込めました。
 「あなたの個性が必要とされています。」(下)は青いハートは静けさと心の落ち着きを表し、同時にやさしさを表しています。特性をやさしさで受け止めるという意味もあります。障害特性は個性だと考え、マイナーリーグはその個性が活かせる企業を紹介するサイトなので、キャッチコピーは「あなたの個性が必要とされています。」に決めました。

訓練生のみなさまへ

居場所は必ずある、このことを第一にお伝えしたいです。それがこの二つの広告で言いたいことなのです。シンプルに必ず自分を活かせる場所があり、未来があるということをお伝えしたいと思います。