こしょこしょ福福堂のおもてなし(下)

皆さんこんにちは!

読書の秋ということで、10月に入り秋も深まって参りました。

オンライン店舗の業務に、9月まで参加させていただき、今月から就活の準備に専念しております、こしょこしょ福福堂の訓練生です。

こしょこしょ福福堂とは寄贈の古本をヤフオクで売る訓練業務のプログラムです。

前回の記事、こしょこしょ福福堂のおもてなし(上)では、どのような訓練をしているのか、訓練生メンバーの声をもとに紹介しました。

今回は、9月に入った新メンバーの感想を中心に、私の経験を踏まえてアドバイスさせていただこうと思います。

新メンバーの皆さまの感想について

色々な工程があって難しいという意見や、色々なルールが定められているため、慣れるまでに苦労したようです。また、実践的な訓練でもあるという意見もありました。

以下、新メンバーの感想を抜粋させていただきます。


それぞれの工程の手順には、コミュニケーション能力が必要だと思います。

出品までの基本的な流れは、マニュアルで把握ができました。

ただ、研修を終えてから気になったのは1つの事をやり遂げるまでの工程の多さです。

商品登録を行う場合、下記のような工程になっています。

①エクセルで管理表の追記

②付箋で商品を取り出す為のメモ作成(作業が終われば破棄)

③コンテナから出庫の際、用紙記入

④商品登録の為の付箋作成(本に貼り付ける為)

⑤商品登録

⑥コンテナから入庫の際、用紙記入

⑦登録の報告


ミス対策で慎重に行っていると思うのですが、商品を出してから出品までの工程が少し多く感じました。今後の為に一度見直し、何かしら対策をうつ必要があるかもしれませんね。

以下、私の経験談が参考になりましたら幸いです。

オンライン店舗は、発達障害者だけで運営しているため、コミュニケーションの伝達が生じやすい時があります。

私が初めて新人研修で教える立場になった時を振り返ると、緊張もあってか店長と私で教える方法の認識が合わずに混乱をしてしまいました。また、検査の際での傷や汚れの範囲程度が分からず、上司や店長に何度も聞いたこともありました。

しかし、店長とどのような方法がよいかを何度も確認しあい、おかげさまで教え方が上達いたしました。

店長からのメッセージ

分からないところは、メンバー1人1人と素直に正直に解決していこうという目標があります。少しずつでもいいので、一緒にやれることや出来ることを増やしていきましょう!

オンライン店舗としての目標

最後に、オンライン店舗として、これからの目標について伺いました。

・新人の5人に、それぞれの工程を人に教えられるくらいに完全に理解したいです。

・マニュアルを整理し、シンプルで分かりやすい内容にブラッシュアップしていこうと思います。

・まずは、再出品を1日2件ずつ完了まで出来るようにしようと思います。

・品揃えを豊富にし落札者を増やしたいです。

・チームで円滑に取り組み、常にお客様目線で考えていきたいです。

 

店長の目標は、当たり前のことをちゃんとやれるようにし、周りを見て行動し、お客様目線で取り組んで行きたいということです。

目標は人それぞれありますが、お客様目線を第一主義とし、業務内容を覚え、効率よい作業を行いたいという意見があると感じました。

オンライン店舗の感想

私は、4月〜9月の5ヶ月間オンライン店舗に勤めました。

初めは緊張していましたが、次第にメンバーとコミュニケーションが取れるようになりました。出品時のレイアウトでは、見出しを太くし大きくしたりなどの工夫をするようにしました。新人さんにも手順を教えられるようになり、CDやDVD付きの本の検査についてや提案等も、積極的に行いました。

作業のペースは、効率よく作業できる方法を考えるようになり、ペースが上がった事も大きな進歩になりました。

特に印象に残った経験が、商品マスタ―で本の中身に書き込みがあったことを確認せずに出品し、後からそれが発覚して取引が中断、一からやり直したことでした。

私は責任持って再出品に努め、結果オンライン店舗史上最高額の4000円で落札されるという功績を納めました。

 

オンライン店舗の皆さま、5か月間に渡り大変お世話になりました!

ありがとうございました!

こしょこしょ福福堂のおもてなし(上)と共にここまで記事をご覧頂きありがとうございました!