ドールハウスの世界(2)

こんにちは。KaienSLの訓練生です。
今回は、前回からの続きです。ぜひ、下記から順にご参照していただけたらと思います。
まず、今回で「ドールハウスの世界」が終了する予定でしたが、諸事情により休載となることをお詫びいたします。
また次回の連載を楽しみに待っていただけたらと思います。
ですが...何もしていなかったわけではなく、第2弾は前回の家具で変更された家具と新たな家具を少しだけ紹介します。
1.畳
私自身、畳の構造に最初は知らず画像①のようにしていました。
私の父は一級建築士なので相談し、構造の指摘を受けて画像②に変更しました。
結果的に縁(ふち)の部分がけば立っていたのがスッキリしました。
2.障子・襖
障子・襖の構造を私は当初、画像③のように思っていました。
家にある実物を見てみると、木の枠組みの上に紙を貼っていることが分かり変更したのが画像④です。
画像⑤は計画している障子の種類で、左から順に荒組障子・雪見障子・組子障子となっています。
組子障子の魚型にした理由は、海鮮系居酒屋をテーマにしているからです。
襖は時間の関係上、できませんでした。すみません...。
ここからは、新規の家具です。
3.座椅子
まず、座椅子を販売している業者のウェブカタログで市場調査を行うことから始め、私が思う座椅子を制作することができました。
制作方法はAdobe製のIllustratorでテータを起こし、レーザーカッターでカットして角を丸く削れば完成です。
画像⑥はIllustratorのデータです。
4.システムキッチン
システムキッチンも座椅子と同様の方法で制作しました。
ただ座椅子との違いがあり、カットした図形の上に重ねる方法で高さを増す方法を採用しました。
画像⑦はレーザーカッターで彫刻しているシーン、
画像⑧はレーザーカッターでカット中のシーン、
画像⑨は実際にカットし終わった表面、
画像⑩は画像⑨の裏面です。簡単に取れるようマスキングテープで仮止め方式を採用しました。
今回のドールハウスの世界(2)の記事はいかがだったでしょうか?
前回より縮小した記事となってしまい、楽しみにしていた方は申し訳ございませんでした。
次回作にも末永くお付き合いしていただけると幸いです。
(5/17)次回掲載未定となりました