実習体験記

皆さんこんにちは。

5月末となり夏に向かって暖かくなってきました。皆さまお元気ですか?

「Kaienクリエイティブコース」に所属するXI横浜の訓練生です。

久々に投稿させていただきます。これまでは『こしょこよ 福福堂』の古本販売業務の業務内容や商品紹介をしてきましたが、今回は、就活準備の実習体験記をお届けいたします。

私は、これまで製造業中心の3社の実習に参加いたしました。私の3社それぞれの成果と感想、課題点は下記の通りです。


1社目 クッキー製造工場の会社

業務内容

クッキーの製造工場は、生地製造、型抜き、焼き、検品、包装、梱包、発送の七つの工程に分かれています。

またクッキーの製造だけではなく、白衣作業着の洗濯やアイロン、ハンガー掛けや工場の清掃を行う部署もあります。

私は3日間実習でお世話になり、型抜き、梱包、包装、白衣作業着の洗濯やアイロン、ハンガー掛けを今回体験いたしました。

 

課題と感想

このクッキー製造工場の会社が初めての実習の場となりました。

そのため慣れない環境で覚えることが沢山あり、最初は分からないことだらけでしたが、作業していくうちに慣れてきました。また課題も浮き彫りになった貴重な経験でもありました。

 

実習で浮き彫りになった課題

今後の就活や実習向けて何が今必要なのかの課題が今回の体験の実習で浮き彫りになりました。

その課題とは、

①人が話している時は、質問や口出しせず、最後までしっかりと話が終わってから質問する。

②指示や指摘など、注意された後に言い訳をしない。また、素直に受け止めて「はい、わかりました。」「次から気をつけます。」と発言するように心がける。

③指導の担当者が不在でも、他の方に積極的に質問や相談するように心がける。また勝手に自分でやり方を変えず、担当者に相談してから作業を進める。

④今日中残り時間や期限内に言われて終わらなさそうな分量だと焦って作業が雑になってしまう傾向になってしまうことがわかったので、この量を自分1人で終わらせることができるかどうか、終わらなさそうな場合は必ず相談する。

⑤進め方がわからずパニックになり、焦ってしまったら、一旦落ち着いて進め方を思いだしてから作業を進める。それでもわからない場合は、周囲の人に聞いてみる。

⑥作業中は質問や相談以外の余計な話はしない。また皆さん集中して作業を行っているので声が大きくならないよう小さな声で話す。

⑦片付けが苦手なため、整理整頓ができるようにする。

⑧小休憩の時間配分が苦手なため、時間配分ができるようにする。

⑨作業中と休憩中のコミュニケーションの区別ができるようにする。

⑩ルーティーン作業と立ち作業が得意なことを理解できた。今後伸ばしていく。

 

2社目 フラワーアレジメントの会社

 

業務内容

不動産会社の特例子会社で、フラワーアレジメントや、ハーバリウムの作成業務を行う会社です。

不動産会社から注文を受けて製造を始める受注生産で、不動産の売買が決まったお客様へ感謝の気持ちを込めて、花やハーバリウムをお贈りしています。

ハーバリウムとはガラスの可愛い小瓶にお花をオイル漬けしたもので、手入れせずともお花の美しい姿を保ち続けます。

私は2日間、実習でお世話になりフラワーアレジメントの準備から作成まで、花束のリボンを作成いたしました。

 

課題と感想

前回のクッキーの製造会社から、2週連続での実習となりました。

職場がとても狭く、職場環境が私には合わず、結果面接は受けませんでした。

 

実習で浮き彫りになった課題 

今回の実習では新たな課題が3つありました。

①作業前と作業後の区別がつかなくなった場合は、周囲の人に聞いた方が良い。

②荷物置き場を作業台で準備しようとして指摘を受けました。今後は事前に周囲の人に相談してから準備をする。

③スタッフが、他の実習生と話をしている最中に作業報告をしてしまった。これからはスタッフの都合の良いタイミングを見計らい、報告することに心がける。

 

3社目 段ボール製造工場の会社


業務内容

段ボールの貼り合わせ、組み立てを行う製造工場実習です。

これまでの実習生は男子がほとんどで、今回も女子は私も含め2名でした。私は5日間、実習でお世話になり、様々な段ボールを糊で貼り合わせたり、段ボールコーナーの組み立てを箱詰めする業務をさせていただきました。段ボールコーナーとは、ダンボール箱や商品の角当て、保護や補強のために使用する、折り目の付いた段ボールです。

 

実習の感想

1日で400個の段ボールコーナーを、時間内に作り上げました。最初は難しいなと思いましたが、スピードが上がったこともあり、何とか時間内に作り上げることができました。会社の人からも高い評価を頂きました。

クッキー製造の実習では、勝手な行動をしてしまいましたが、今回はその反省を踏まえて行動することができました。また、一度も途中で投げ出すことはありませんでした。

 

実習で浮き彫りになった課題

①職場によって服装を調整する必要があること。

②会社によってはルールや決まりがあるので、気をつけていきたい。ルールについて確認する必要がある。

③今回の実習で一番知ることができたのは、作業指示のタイミングに対しての障害特性があることがわかりました。

作業する前に最初にどれくらいの量の作業を行えばよいかを明確にしてくれたおかげで、達成することができた。また自分からどれくらいの量の区切りや段取りを今回聞くことができた。

 

全体の実習の感想

今回実習3社に参加させていただきましたが、いずれも製造業などの手先を動かす物作り業務を体験しています。スタッフからも、だんだん自分がやりたい業務が見えてはっきりして来ており、反省や課題もするようになってきたと評価を頂きました。

以上となります。そして最後に、今後も当ブログをよろしくお願い申し上げます。