挨拶ってむずかしいですね。

お盆休みも過ぎ去り今年の夏もそろそろ終わりを迎えようとしていますが、みなさん、いかがお過ごしでしょうか。Kaienオンラインショップ所属の訓練生です。
私は挨拶が苦手です。というか声が出なくてほとんど聞き取れないほどの大きさの時があります。これを自身で「精神的な吃音(きつおん)」と呼んでいます。頭が真っ白になるのとは違って、言いたいことはあるのに声が出ない、そういった状況です。たとえばこのような具合です。
訓練所に入る。ドアを開ける。スタッフさんがいる。目が合う。まだ遠いから挨拶できない。5〜6歩、歩く。今だというときに 「おはようございます。」
聞こえない声だったと思いもう一度「お、おはようございます。」・・・。
三島由紀夫さんの『金閣寺』で吃音について次のような一節があります。
「吃りは、いうまでもなく、私と外界とのあいだに一つの障碍(しょうがい)を置いた。最初の音(おん)がうまく出ない。その最初の音(おん)が、私の内界と外界との間の扉の鍵(かぎ)のようなものであるのに、鍵がうまくあいたためしがない。一般の人は、自由に言葉をあやつることによって、内界と外界との間の戸をあけっぱなしにして、風とおしをよくしておくことができるのに、私にはそれがどうしてもできない。」
(出典:三島由紀夫、『金閣寺』、新潮社、1960年、P.7)
つまり私と外界(この場合スタッフさん)のコミュニケーションの「鍵」は声なのに、その大事な声が適切な大きさ、トーン、表情(声に表情があるとするならば)を満たさずにうまく気持ちが伝わらない。このようなことがよく起こります。
2週に1度ある、スタッフさんとの面談の時にそのことを伝えると「挨拶を頑張ろう!」ということになり、3回挨拶したら2回くらいはきちんと挨拶できるようになってきました。
Kaienの訓練はこの様に失敗しながら成長することができる場となっています。
さてKaienオンラインショップでは様々な商品を出品しております。本、CD・DVD等様々な商品を用意しておりますので、どうぞよろしくお願い致します。
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