Kaien秋葉原の訓練内容について

みなさん はじめまして こんにちは。

現在、Kaien秋葉原にて実際に訓練を受けている訓練生です。

 

今回も前回と引き続き、私たちが日々行っている訓練内容について、ご紹介したいと思います。

 

Kaien秋葉原では、主に訓練場を実際の職場に見立て、疑似職場とし、挨拶から、報告、連絡、相談等、職場での適切な立ち振る舞いを学びます。

 

作業はPC中心に使い2週間おきに様々な事務作業をおこなう「週替わり業務」、実際にインターネットを通じて、ヤフーオークションへ出品し、商品を販売する「オンライン店舗運営Toy-en」の2種類があります。それぞれに上司役の職員さんが指導をしてくださいます。

 

週替わり業務では、「個人ワーク」と「グループワーク」の2種類があり、様々な作業を体験することで、自分自身何を得意として取り組めるか気づきを深めていきます。

 

オンライン店舗運営Toy-enでは、出品から発送までにある様々なタスクを担当に分かれて行います。マニュアルを整備し、経験した作業を訓練生同士で教えあっています。

 

現在は、週替わり業務は模擬会社で営業をかけあい成績を競う「営業ゲーム」がはじまっており、いつもよりも職員さんとの接点も増え、他拠点の訓練生とやり取りも行うため、いつもよりもにぎやかです。

 

どちらの訓練も、自らの障害特性について理解を深め、障害を受容し、社会にでても無理をしすぎず、長期的に就労をするための学びを深めていきます。

 

また、「ビジネススキル講座」などで、メールや電話などのやり取りなどを体験したりします。実際にやってみることで、たくさんの気づきが得られます。

 

訓練に参加する意義は、生活サイクルを整えて、自分自身の振り返りを行い、障害と向き合う時間をもて、「就職」という同じ目的の仲間と一緒に活動できることだと思います。

 

適切な距離感で、適切な声の大きさで、適切な表現で、様々な特性を持つ私たちが、社会に出て、自立していけるように様々なカリキュラムが用意されています。

 

長くなりましたが、今後ともKaienおよびToy-enをよろしくお願いいたします。