Kaienの紹介

就労移行支援事業所Kaienの訓練生です。
本日は標題でもあるKaienの紹介をさせて頂きます。

いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。

私がKaienでの訓練を始めて最初に実感したのは、「報告・連絡・相談」を重視した訓練内容であるという点です。

訓練では、訓練開始前、昼の休憩前、訓練終了後の3回必ず作業の計画や進捗、1日の訓練の実績をメールにて報告します。メール以外にも口頭での「報告・連絡・相談」もあり、訓練を始めたばかりの頃は苦手だったのですが、訓練を行っていくうちに少しづつ改善されていき、今では積極的に「報告・連絡・相談」が行えるようになってきています。

Kaien秋葉原の訓練生は、週替り業務グループとオンライン店舗の運営業務グループの2つに分けられます。

訓練生はまず週替り業務グループで訓練を開始します。
週替わり業務グループでは、1週間または2週間ごとに様々な業務を行う訓練です。こちらの業務は、実際に行うとはいえ、仮想の環境で行うため何度失敗しても周りの方に影響はありません。週替わり業務の一例として、「名刺作成」や「入金消込」、グループ作業の「プレゼント企画」、そして、電話対応・メール・ビジネススキル・チームワークを求められる上級者向けの「営業ゲーム」を経験しました。

私は4ヶ月程、週替わり業務を行いましたが、自分の障害特性に関して気づくことが出来なかった改善方法に気付けたりと、とても私自身の糧になるような経験をさせていただきました。

これらの訓練を通して、「どういった業務が自分に合っているのか」や、チームで作業をするという感覚が身につきました。

オンライン店舗の運営業務グループでは訓練生の方や皆様から寄贈して頂いた品をネット販売しています。

こちらの業務は週替わり業務グループにて行う訓練とは違い、他拠点やお客様との関わりがあり、そして金銭のやり取りがあります。この業務は、前述した週替わり業務グループにて行う訓練よりも、実際の仕事に近い業務です。

しかし、お客様との関わりや金銭のやり取りがあるからこそ、小さな失敗やちょっとした意見の食い違いが後々メンバー全体に大きな影響を及ぼすこともあるので、細心の注意を払って業務に取り組んでおります。そういった訓練を通して、業務中の早い段階でミスに気付けるようになったり、ミスをしてしまった際に「次はどういう対策をとったら今回のようなミスを減らせるか」をより早く見つけることが出来るようになったと思います。

こういったKaienの訓練を通して、たくさんの失敗や経験を積むことが自分のためになると思い、日々訓練に参加しております。

長くなってしまいましたが、私がKaien秋葉原で体験した訓練の内容は以上になります。
この記事が読んだ方のご参考になれれば幸いです。

今後ともKaienをよろしくお願い致します。