私が体験したKaien秋葉原の訓練内容

インフルエンザが流行し、花粉症の季節が到来し…マスクがかかせない毎日を送っております。

就労移行支援事業所KaienのAKB訓練生です。いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。

さて、今回は私が体験したKaien秋葉原の訓練内容についてお伝えしたいと思います。

私がKaien秋葉原に入所して最初に実感したのは、「報連相」を重視している訓練内容であるということです。訓練では、1日3回必ず作業の計画や実績をメールで報告します。また、作業の進捗状況であったり、疑問点などは自らスタッフに報連相しにいくことが求められます。初めのうちは、こういった報連相が上手くできなかったのですが、訓練を続けていくうちに少しずつ改善されていき、就労に対する自信に繋がっていきました。

訓練は大きく分けて「週替業務」と「オンライン店舗(Toy-en)業務」の2つに分かれております。Kaienに入所して最初のうちは「週替業務」を行います。週替業務は、プログラミングを作成したり、グループ同士で営業ゲームを行う等、さまざまなプログラムを2週間ごとに変更しながら行う業務です。このプログラムは実際の仕事に関係する内容になっており、訓練を通して報連相やグループワークでのコミュニケーション等が学べる他に、自分にはどんな仕事が向いているのか考えさせられるようになっています。

私は約3カ月間、週替業務を行いましたが、自分では今まで気付かなかった改善点に気付くことができたり、絶対苦手!と思っていたリーダー業務に一生懸命挑戦してみたりと、とてもよい経験をさせていただきました。

現在は、もう1つの訓練である「オンライン店舗(Toy-en)業務」に携わっております。Toy-enでは、寄贈して頂いた商品をヤフーオークションに出品し、顧客と実際にやり取りをするという責任を伴った業務を行います。マニュアルも多く、個人の裁量である程度やり方を決められていたような今までの訓練とは違い、やり方が分からなければ、その都度、経験者や講師に報連相することが求められます。また、発送状況に応じて、最優先で取り掛からなくてはいけない業務を、自分の作業を後回しにして行わなくてはいけなくなるなど、発達障害を抱える人にとっては、難しいと感じる訓練を行っています。

しかし、実際に就職すれば、報連相も作業の優先順位が変わる事態にも慣れておかなくてはいけないことです。就職する前にこういったKaienの訓練を通して、たくさんの失敗や経験を積むことが自分のためになるのだと思い、日々訓練に参加しております。

長くなってしまいましたが、私がKaien秋葉原で体験した訓練の内容は以上になります。

この記事が読んだ方のご参考になれれば幸いです。

今後ともKaienおよびToy-enをよろしくお願いいたします。