私がKaienの訓練で学んだこと

Kaien秋葉原サテライトには「Kaienハート」と「こしょこしょ秋葉原」の2つの部署があり、私は昨年12月「Kaienハート」に所属して訓練を始めました。「Kaienハート」では、チラシの折りや封筒作成など手先を使う作業や勤怠データ入力などパソコンを使う作業も行いました。

私は、手先が不器用できれいに3つ折りができず何度も失敗しました。また、データ入力は1ページを完成するのにも時間が掛かり入力件数は少なかったです。そんな時、講師から「失敗しても大丈夫。成果、結果をだす方法を習得することが模擬職場の訓練です。」と言われて最初から成果をださないといけないという気持ちが少し軽くなりました。それから、データ入力やチラシ折りの練習をしていくうちに正確に多く成果を出すことができました。

 

6月からは、「こしょこしょ秋葉原」に移り訓練を始めました。「こしょこしょ」では、古本を出品するための作業手順が多く、作業を覚えるのに時間が掛かり大変でした。その時も先輩や講師から「分からないことがあれば聞いてください。」と言われ「自分ひとりだけで解決できなくても良いのだ」と思い、安心して作業を進めることができました。また、訓練生同士で報告・連絡・相談をしながら作業を進めることで、みんなで検品・出品・梱包を協力して1冊の本をお客様に届ける模擬職場の訓練ができ、仕事で必要なコミュニケーションや報告・連絡・相談の仕方を身につけることができました。

 

Kaienの訓練をふり返って「Kaienハート」からは、訓練を続ける中で、自分の不得意を知り「どうすれば克服できるか」を考えて、チラシの3つ折りや封筒作成など積極的行い、自信を持って作業を進めることや、「こしょこしょ秋葉原」からは作業のやり方が分からない時、1人で悩まず先輩や講師に相談することで、本のコンディションや価格設定が明確にできて、出品する本の正確な情報をお客様が見てもうために訓練生同士の報告・連絡・相談は必要であると学びました。

 

これまでの「Kaienハート」や「こしょこしょ秋葉原」でのいろいろな作業の経験や学習の成果を12月からの就職先で活かしてしていきたいと思います。