オンライン店舗で学んだこと

こんにちは。「ガクプロ 新宿」所属の訓練生です。

私はオンライン店舗の業務を11月末くらいからほぼ毎週こなしてきました。本日が最後になります。これまでを通して学んできたことをブログに残したいと思います。

■マニュアルを理解すること

この業務に関しては、ガクプロ用マニュアルがあり、それを読みながら進めることになります。マニュアル通りにやらないと、評価もよくありません。マニュアルを理解し、手順をそのまま遂行することが大切です。私は何度かその業務をこなしており、マニュアルの該当する部分を複数回読んだことがあっても、マニュアルのこの部分は見落としていたと気づいたり、今まで素通りしていたマニュアルの不備に気付くことがあります。これは業務を経験することによって業務自体の理解やマニュアルの理解が深まっていったからでしょう。実践することで理解が深まり、深まった理解を通じて更に実践に生かしていくという過程が実感できたのは一つの学びでした。

■他者からのフィードバックを経て、次につなげること

この業務は他者が自分のこなした業務を客観的な基準に基づいて評価してくれるのがよいところです。私自身はある業務について、その種類の業務で評価Aが取れるまではそれを繰り返しやり、できる限り他の業務に移らないようにしていました。同じ業務を二度以上やるときは、以前の評価シートを傍らに置き、そこに書かれたミスをしないように意識しながら業務をこなしました。そのうちに評価Aが取れます。Aが取れたら、次の業務に移り、同じことを繰り返しました。そのうちにほぼ全ての業務が制覇でき、達成感がありました。また、ここで評価シートに書かれた内容を覚え、意識しながら業務を行ったことは後で店長になって他の人の仕事を評価する際にも非常に役立ちました。最初は他の人に指摘されたミスを覚えそれを意識しつつ、そのミスがなくなるまで、同じことを繰り返し、できるようになったら、今度は人の仕事のミスを指摘するという過程は職場においても大事なことと思います。体験できて良かったです。

■服の見方

私は普段服に関して全く無頓着な人間であったし、今でも基本的にはそうです。しかし、この業務を通して、服の評価基準や説明の仕方が理解できました。

■写真の撮影、編集

写真の撮影、編集のことは苦手意識があったのですが、、それだけに写真撮影業務にて評価Aを受けた時はうれしかったです。写真撮影のコツないしカメラの使い方、Windowsアクセサリ「ペイント」の使用方法がある程度習得できました。

■ブログとして文章を書く練習

ブログはこれまでの人生で書いたことがなく、ネット上で人目にさらされるような文章を書くのは恐怖心が当初ありました。この機会に経験させてもらってよかったです。不特定多数の人に読んでもらえるような文章を書くことは不安もありますが、楽しいですし、出来上がったものを後で閲覧者として見ると書いて良かったと思います。商品の紹介文に関しては最初何を書けばいいのかわからなかったのですが、マニュアルの商品説明文の例文を流用すれば結構いけると気づいたのが発見でした。

■店長を経験して

オンライン店舗の経験回数が増えてからは店長の業務を二度ほどこなしました。店長の業務によって学んだことは二つほどあります。
一つ目は急な業務への対応の経験です。部下の方はいつ、質問や報告に来るのかは決まっておりませんので、こちらが予期していないタイミングで来ることになります。その際は当然、自分の業務を中断して対応しなければなりません。発達障害者が苦手な意図しない急な対応の練習ができるのは貴重な体験でした。
二つ目は店長をやることで、講師の大変さが分かり、日頃自分が職業訓練を行う上での気づきがある、ということです。私としては普段の職業訓練において上司に業務が一段落つく度に完了報告することの大切さが理解できました。店長としても、部下の方が完了報告をしてくれないと、全体の業務の進行の流れが理解できず、業務の割り振りにも支障が出るのです。このことが理解できたのは成長につながりました。

私がオンライン店舗の業務を通して学んだことは以上となります。読者の皆さんが積極的に業務に参加して、成長していくことを心より望んでおります。