修了生インタビュー 自分と向き合う時間

この度は修了が決まりおめでとうございます。

Q.趣味や好きな事はありますか?

映画・読書や音楽・お笑いです。
今読んでいる本は劉慈欣(りゅう じきん)の『三体』です。

Q.ご自身の障害特性の対策として工夫されている事はありますか?

短期記憶が弱いので、できる限りメモを取るようにしています。
また、概念が弱く「普通わかるでしょ」ということが理解できず様々な場面で困ることがあります。相手の言動に対して自己解釈に陥らないように、確認を心がけています。

Q.学生時代は何を学ばれていましたか?

基礎数理を学び化学を専攻していました。

Q.学生時代、力を入れていた事はなんですか?

留年する前は遊び惚けていましたが、その後はとにかく単位取得とゼミ研究に力を入れました。

Q.Kaienを知ったきっかけを教えて下さい

発達障害についての情報を収集していた時にTwitterでKaienのアカウントを知ったのがきっかけです。

Q.訓練期間はどれくらいですか?

約10ヶ月です。

Q.クリエイティブコース以外のKaienのカリキュラムで役に立ったのはどのような訓練でしょうか。

週替業務のグループワークです。上司との報連相だけではなくグループ内での適切な報連相が業務を効率よくこなせることを学びました。

Q.クリエイティブコースを選ばれたのはなぜですか?

自分に何ができるのか就活の方向性を考える上でも模索しており、デザインやシステムの経験はありませんでしたが挑戦してみました。

Q.クリエイティブコースでは主に何を訓練されていたのですか?

最初は基礎的なHTMLやCSSを学んでいました。その後、ブログ運営に参加し同じ拠点のオンライン店舗の方と記事の執筆や紹介ページの改善を行っていました。

Q.クリエイティブコースで印象的だった出来事はありましたか?

オンライン店舗の方とやり取りをしている中で、当初は協力するかどうかわからないと上司から言われていました。でも、メンバーに直接話してみるとインタビューを受けてくれるところから始まり、ロゴ案について意見を出してくれたり記事も執筆してくれたりしました。
ダメ元でも自分のアクションで意外と道が開けるかもしれないと可能性に気づきました。

Q.クリエイティブコースで成長できたと思う部分はなんですか?

WEB上で他拠点の方とのやりとりが多く、文章でのコミュニケーションという部分で成長したと思います。具体的には自発的な発信、相手にとって読みやすく配慮ある文章を心がける等です。特に私は冗長な文になる傾向と配慮のない文章を書いてしまう傾向があったため、指摘されて自覚できました。

Q.就職活動をする点で力を入れた事はなんでしょうか。

とにかく面接練習、本番、反省、面接練習のPDCAサイクルを回す意識をしました。

Q.就職活動で苦労などはありましたか?またどのように乗り越えましたか?

一度に数社応募していたので、どれを優先して準備すればいいのかわからずスケジュール管理や優先順位付けに苦労しました。Kaienスタッフと相談したりスケジュール帳で就活関係のタスクを整理したりするようにしていました。

Q.実習から最終面談まで、採用に至った「決め手」は何だったと思いますか?

面談ではほぼ上手に答えられませんでしたが、答えようと奮闘していた姿勢が評価されたのかなと思います。

Q.就職した会社の担当業務は何ですか?

製造業界に関連する会社のオペレーション職です。

Q.Kaienでの時間を一言で現すとしたら?

自分と向き合う時間だったと思います。

Q.最後に、入所を考えている皆様へのメッセージをお願いいたします。

辛いこともあるかもしれませんがKaienはそれを乗り越えるお手伝いをしてくれます。
入所しても初心を忘れず頑張って頂けたら嬉しいです。