就活体験記 ~話す・受け止める・たまたま~ 後編
こんにちは、Kaien東三国のSです。
今回は以前、Kaienを修了された方の就活体験記の後編を投稿します。
「話す・受け止める・たまたま」をテーマに、就活や心境変化を記述した貴重な体験記となります。
3つのテーマを念頭に置き、ご覧ください。
第3章 伝えたいこと
■「受・話・軽」
今回伝えたいことの一つは
受・話・軽
となります。
「受・話・軽」とは、自分を受け止めて、お話しして共有し、心を軽くすることです。
長所や過去を含めて自分であるため、時間がとてもかかると思います。
まず、自分はどんな特性持ってて、どんないいところがあるんだろうということが、
気持ちを整えて進めていく上での第一歩なのかなと思っております。
それから、誰か信頼できる人に良いことも悪いことも話し共有して、
過去の気持ちを軽くして、就活を進めていくことが重要という風に思っております。
また、心を軽くするためにこういった作戦をとっていました。
■たまたま作戦
人によっては「普通は○○」、「一般的には××」、「例えば発達障害って何かこうだよね」
みたいな型にはまった価値観を持っている人が中には居るかと思います。
それって「たまたま”○○や××考える人はたまたま多いんだ」という風に考えることで、
”普通”や”一般的に”というような価値観に押しつぶされないように、言葉を言い換えることを工夫してきた節がございます。
このように自分の気持ちが潰されそうになった場合の防衛策として、少し救われた考え方でした。
■「受け止める」「話す」「たまたま」
「受け止める」「話す」「たまたま」とは具体的に申し上げますとこういったことです。
ありのままの自分を「受け止める」。
良かったこともいまいちだったことも全部、
信頼できる人へ「話す」。
「たまたま」作戦。
このように捉え方を変えて、自分が押しつぶされないよう工夫するということが、
皆様に、この就活体験記を通してお伝えしたかったことです。
第4章 さいごに
通所していた約4ヶ月半、本当にありがとうございました。
普段の訓練中では、どんな些細な事でも真摯に確認や返答をしていただけて、本当の意味で安心感を持つことができる環境でした。
時々頻繁過ぎるほど面談の申し入れを行ったにも関わらず、都度スケジュール調整いただいて、
過去のことや滅茶苦茶しんどかったことを受け入れるための援助をしていただき、感謝しています。
人間関係や周囲の環境は、本当に大切だなと改めて感じました。
アイスブレイク
今回の就活体験記はいかがだったでしょうか。
こういった心境変化につながった理由は、信頼できる方と自分から話を発信できる環境がKaien内にあったことが良いきっかけだったと思っています。
ありのままの自分を「受け止める」。良かったこともいまいちだったことも全部、信頼できる人へ「話す」。「たまたま」作戦。
これをすべてこなすことは簡単ではありませんが、自分の気持ちがつらかった時に少しでもご参考いただき行動に移せたならば、僥倖でございます。
(あくまで一例なので行動できなくても、全然悪くありません!)
最後までお読みくださって、ありがとうございました。