就職体験記〜ブログチームからの就職〜後編

皆様、こんにちは。

ブログチームに所属しております、Mと申します。

前編では、Kaienとの出会い〜訓練内容について紹介させていただきましたが、

今回は就職活動についてお話したいと思います。個人的なポイントも書かせて

いただきましたので、是非最後までご覧ください。

 

就活

通所を開始して3ヶ月目(デザイン登竜門と並行して)から、本格的に応募書類に取り組み始めました。

休職期間の満了までの期間を逆算して、4ヶ月目には求人応募開始する!と

目標をキャリアカウンセリング面談で決定したことで、真剣に取り組めたと思います。

 

自己理解が重要

「自己理解」と「障害理解」が最も重要で、最も苦手でした。

通所開始した当初から3ヶ月くらいまで、自己分析についての講座を受講しながら考えていましたが、

どうしても言語化が苦手な面があり難航していました。

そこで、人を頼る事へ思い切って切り替えました。

なぜ切り替えられたかと言うと、「ようこそ先輩」で

”自己分析で苦労された方は他己分析という手法もおすすめ!”

先輩が紹介してくれたことがきっかけでした。

 

ようこそ先輩とは・・

隔週土曜日AMに開催されているプログラムです。

Kaienを修了して現役で就労されている方が来所され、

苦労された点や行って良かった訓練内容、職場での工夫などをお話ししてくださるプログラムです。

自身と似た分野で活躍されている方や困り感が近い先輩などの時は、

その対策もお聞きできますので、ご参加いただくと参考になるかと思います。

(私も都合が会う時は参加していました!)

 

特性・配慮事項の作成

あるスタッフと何度も予約をお願いして、相談をしていただくことで、

『自身の特性はなにか?』『どんな配慮が必要か?』などの言語化ができてきました。

※そのスタッフには大変感謝しております。(8月中〜9月頃)

相談を行う前には、相談資料として下記の準備を自分なりに行いました。

「前職で困っていた具体的なエピソードを書き出し、Excel等に事前にまとめる」

困り事の原因や特性がわからなくても、困っていることは分かりますよね?

相談する際にはそのエピソードがあったため、それを元にスタッフの方に特性の傾向や配慮を一緒に考えてもらう事が出来たと思います。

特性や配慮の相談を行う方には、事前の準備を行うことを強くお勧めしたいです。

(また自身は話ながらの方が整理がまとまるタイプと言う事もわかりました)

 

講師の書類添削

前述の相談を重ねてベースを完成させた後は、複数の拠点講師の方に添削の予約を依頼しました。

特性や配慮について”「企業目線だとどうか?」「分かりやすい表現」等の様々な視点でフィードバックを頂き、修正する。

を繰り返し行い応募書類を作成していきました。

自分だけで煮詰まるよりも積極的に相談することがオススメです!

職務経歴書も同様に何度も修正し、完成することができました。

一般の就活では、ここまで親身に懇切丁寧に指導していただく機会はないと思います。

せっかくKaienへ通所しているのであれば、相談機能はフル活用しましょう。

 

合同面接会への参加

4ヶ月目の半頃、今回の転職活動で初めての面接ということで、練習の意味も含めて合同面接会へ参加しました。

50社ほどの企業から抜粋して3社面接を行いました。

結果的にその中の1社とご縁があり、この度内定をいただく事ができました。

条件の希望が全て叶った訳ではありませんでしたが、正社員登用を目指して頑張りたいと思います。

デザイン業務には携われない職種のため、正直なところ残念な気持ちが多少ありますが、

生活と休職期間のリミットなど総合的に考えた結果なので致し方ないですね。

合同面接会以外にも2社ほど面接を行ったので、今回応募したのは合計5社です。

面接は、スタッフ・講師のおかげで自己分析が出来ていた結果、楽しんで受けることが出来ました。

また上手く答えられなかった(失敗した)と思った回答については、次回までに相談し対策を行いました。

 

最後に、私が就活で大事だと思ったこと4選をお伝えしたいと思います。

 

就活で大事だと思ったこと4選

  1. 特性や配慮などの自己分析をしっかり行うこと
  2. 煮詰まって滞るなら、積極的にスタッフ講師へ相談する
  3. 面接で失敗した質問は当日メモしておき、対策する
  4. 内容は一言一句覚えずにキーワードを意識しておく(多少ずれても動揺しないように)

 

終わりの挨拶

この記事が少しでも、これからKaienの訓練に取り組む方の参考になれば幸いです。

またこの場を借りて、在籍中に関わってくださった訓練生、スタッフ、講師の皆様方に御礼申し上げます。

 

末筆ではありますが、これで終わりの挨拶とさせていただきます。

これまで大変お世話になりました!