修了生にインタビューしました!

こんにちは、クリエイティブコースの訓練生です。
今回は修了生にインタビューしてきました。

Q.学生時代はどのように過ごされましたか

幼い頃より絵を描く事が好きで、よく絵を描いている事が多かったです。

Q.ご自身の特性についていつ頃お気づきになりましたか

最初に生き辛さを感じたのが早い段階だったので小学生の時点で違和感はありました。診断はKaienに入所する丸一年前でした。

Q.ご自身の特性について気づいたときはどのようなお気持ちでしたか

特性への気づきはKaienに入所してからでした。感づいていた特性には「やっぱり」という気持ちと、どういう時に現れるかは「そうだったのか」という気持ちでした。「どこまでならOKでどこまでならダメなのか」という、自分の中でのバランス感覚がもてたと思います。

Q.ご自身の特性についてご苦労されたことを教えていただけますか

慣れない内容のタスクがあると考えすぎ、精神的に疲れやすい部分があります。疲労がたまると肉体面にも出てくるので、何日か続けて訓練のお休みをいただいた事があります。

Q.Kaienをどのように知りましたか?

発達障害の就労支援をWebで探し、そこからのリンクで知りました。

Q.Kaien以外の就労移行支援事業所は検討していましたか

いいえ

Q.Kaienに決めた理由を教えていただけますか

前記のから、web検索をしてから資料請求しました。気になった所を見学しようと考え、Kaienの見学・体験をうけ、決めたと記憶しています。

Q.入所前Kaienに対してどのようなイメージをもっていらっしゃいましたか

見学で説明してくれた訓練生の雰囲気で、「怖がるような場所ではない」と思いました。

Q.入所前Kaienに入所しての第一印象を教えてください。

他の訓練生の方を見るうちに、発達障害だからといって一律に「これができる」「これができない」というわけではなく、一見して「なんでもできる人」に見えても、自分には見えない部分で困り感があるだなと思いました。

Q.Kaienでの訓練期間を教えていただけますか

1年間です。

Q.クリエイティブコースをご希望された理由は何ですか?

元々、絵を描いたり何かを作ったりする事が好きだったことが理由です。

Q.クリエイティブコースでどのような訓練を想定していましたか?

先輩にあたる訓練生を見ていたので、見た通りの訓練内容だと思いました。具体的には、発行している冊子の編集・表紙作成・電子書籍化です。

Q.クリエイティブコースでどのような事を学びましたか?

元々、グラフィック系のソフトはある程度使っていたのですが、プライベートで使う事がほとんどだったので漠然とPCに向かって作業をしていました。訓練で計画を立て、決められた一日の訓練時間で作業することにより、工程を整理しながら進める事ができるようになました。

Q.クリエイティブコースで学んだ事で、役に立ったことは何ですか?

臨時で依頼のある部署だったので、マルチタスクになる事がありました。マルチタスクだからといって焦らず優先順位を決め、シングルタスクに整理しなおす事ができるようになったと思います。これは模擬訓練だからこそ得られた事だと思っています。

Q.クリエイティブコースでの訓練で苦労した事はありましたか?
 またどのように苦労を乗り越えましたか?

慣れないタスクがあると考えすぎ疲れやすい部分があるので、未経験のソフトを使用しての訓練や慣れないタスク等はどうしても初回は苦労しました。自分でできる対処としては「全体像を把握する」「全程をざっくり整理する」事でした。ですが、どうしても把握や整理ができない事はスタッフに相談し、手助けしていただきました。

Q.就職活動での苦労はありましたか?また、Kaienの制度をどのように活用しましたか?

自己理解があまり進まないまま就活が進んだ事で、強い焦りと不安で精神的に調子が悪くなりやすかったです。制度の活用としては、担当のスタッフに的確な対処方法を教えていただきました。

Q.どのような職種に決まりましたか?

Webプログラマーです。

Q.Kaienでの訓練を受講した感想と良かった点を教えていただけますか?

「発達障害はこういうもの」という固定観念が自分の中でやわらいだ事で、「世間の普通ってこういうもの」という強迫観念もやわらいだように思います。それが良かった点です。

Q.Kaienの訓練は期待通りでしたか?

はい

Q.最後に、入所を考えている皆様へのメッセージをお願いします。

悲観でもなく楽観でもない、Kaienは”今どうするべきか”を考える事のできる環境が揃っている所だと思います。

修了生の方、おめでとうございます。新しい職場でもご活躍ください