こしょこしょ福福堂の商品紹介 第2回

こんにちは。Kaien横浜の訓練生です。

今年ももう残すことわずかとなりましたが元気でお過ごしでしょうか?

 

前回の『こしょこしょ福福堂』の商品紹介では、年末年始の大掃除に向けての本を紹介させていただきました。

 

今回も、『こしょこしょ福福堂』から出品予定の本を1冊、ご紹介いたします!

 

世界の3大なんでも辞典

出版社:三笠書房

著者:世界の不思議雑学研究会

出版年月日:2007/3/20(初版本)

 

この本は、様々な「世界3大もの」が紹介されています。

この中から、3つの「世界3大もの」を厳選してみました!

 

世界3大珍味

世界3大珍味は、キャビア・フォアグラ・トリュフの3つである。

 

キャビアは、チョウザメの卵であり、よくパンやクラッカーなどにつけて食べる。

ここ近年チョウザメが激減した影響により、2006年以降はキャビアの国際取引がワシントン条約で規制が掛かるようになってしまった。

 

トリュフは、大変貴重な物と絶賛されていて「黒いダイヤ」と言われている。

特徴的なのはキノコそのものの香りである。土の中から生えるため匂いに敏感な豚や犬に探させている。しかし結局最後は人間が横取りして食べることになる。

 

フォアグラは、フランス語で「肥えた肝臓」という意味である。

ガチョウやカモなど鳥類に一定期間運動させて基礎体力をつけさせる。そうしてから暗い場所でトウモロコシを無理やりのどに詰め込ませて1か月ほど肝臓を2キログラムに肥大させている。これを人間でいえば「脂肪肝」という診断結果となる。フォアグラの場合肝臓がたっぷり乗っているが、独特の舌触りで食通たちを虜にする。

 

感想

世界3大珍味は知っていましたが、それぞれの詳細は初めて知りました。

まず、キャビアがワシントン条約で規制されていたとは知りませんでした。

トリュフは、日本でいえば松茸になると思いますが、どちらが見つけにくいのかが大変気になりました。また、豚や犬に探させる方法を初めて知りました。

フォアグラは、鳥類を運動させた上で製品にしているとは知りませんでした。

 

世界3大がっかり名所

世界の3大がっかり名所は、シンガポールのマーライオン、デンマークのコペンハーゲンの人魚姫、そしてベルギーのブリュッセルにある小便小僧が挙げられている。

 

マーライオンは、高さ8メートルあるが周りが高層ビルで囲まれており目立たなかった。

しかし、2002年に別の場所に移動されていて見栄えが多少良くなっている。

 

人魚姫や小便小僧は多くの観光客から「思ったより小さい」とがっかりする声が大きいといわれる。

いずれも共通している「思ったよりも小さい」ということから、世界3大がっかり名所と呼ばれてしまっている。

 

ちなみに、日本3大がっかり名所は、札幌市時計台(北海道札幌市)、はりまや橋(高知県高知市)、オランダ坂(長崎県長崎市)の3つである。

 

感想

日本3大がっかり名所があることは知っていましたが、世界にも3大がっかり名所があることは知りませんでした。

大きさが原因でがっかりしてしまうことから、私も大きさや見た目から、思ったものと違うとがっかりしてしまう経験があり、共感できました。

 

世界3大ヴァイオリン

世界3大ヴァイオリンとは、アマティー・ストラディヴァリウス・グアネリである。

アマティーはアンドレア・アマティーを始祖とするアマティー族が作成した。

 

そしてその3代目の二コラ・アマティーの下で修業した弟子たちが、アントニオ・ストラディヴァリをはじめとする一族が作成したヴァイオリンがストラディヴァリウスである。

現在ストラディヴァリウスが現存するのは1200基のうち600基であり、オークションでは数億円という値が付いている。

 

グアネリは二コラ・アマティーの下で修業したアンドレア・グアネリの一族が作成したもの。

ストラディヴァリと同じ時期に活躍しお互い競争するように名品を世界中に送り出した。

 

感想

ストラディヴァリウスが、600基しかないというのは大変貴重だと思いました。また、グアネリとストラディヴァリウスが競い合っていたことや、アマティーから始まって他2つのヴァイオリンができ広まったというのも驚きました。

3つのヴァイオリンの音を聞いたことがないので音に大変興味を持ちました。

 

まとめ

この本には、世界の様々な3大が載っており、誰かに話したくなるような本でもあると思います。

今回ご紹介した3つだけでも十分内容が面白く、参考になると思いました。世界3大珍味の成り立ちや、ヴァイオリンの世界3大がっかり名所の秘密についても大変面白く、興味を持ちました。

 

『こしょこしょ 福福堂』では他にも数多く書籍を取り扱っております。

来年も『こしょこしょ 福福堂』を宜しくお願いします。

今年もありがとうございました。

それではよいお年を。