発達障害との向き合い方

Kaien大阪天六訓練生です。今回のブログ記事は、私がKaienに入ったきっかけ、行っている訓練や今後の目標についてお伝えします。

Kaienに入ったきっかけ

私は生まれも育ちも大阪です。幼少期に地元では友人関係に対しては恵まれ遊び明け暮れる日々を過ごす天真爛漫な性格でありました。青年期になりますと誰とでも分け隔てなく接することが大変になり、自暴自棄に陥りやすくなって個性を出すことに苦労しました。このことが自分の人格形成を成長させるきっかけに繋がっていき、いずれは自立して

生きていかなければいけないと考えるようにしました。

自分は以前、就労移行支援を運営している機関で訓練を受けた経験がありました。

しかし、そこでは自分がどこに向いて進んでいるのか、将来どのようになりたいかがわからず、ひたむきに訓練を行いましたが、自分の思う通りにいかないことも重なり、悲観的になっていきました。私は、相手の意図していることを受け止めることができず、言葉通り受け取ってしまう傾向があります。また悪意はないのですが、言葉や行動の受け取り方の違いから、相手に誤解を招いてしまうこともありました。自分ではあまり自覚がなかったのですが、それが迷惑か、はたまたそうでないのかの境目があやふやになっていることが自分の特性に関連していることに起因しています。

そんな日々が続く中、たまたまインターネットを通じて、Kaienを知りました。

ここでは自分の特性に応じた訓練を経験することができ、独自のプログラムを通して、実りある実績を積んでいくことを可能にしてくれる場があることに、安心感を覚えました。

訓練を通して障害特性と向き合う

ここでの訓練はバリエーションが豊富で、オンライン店舗のクリーニングの研修では先輩訓練生の方々からきめ細かな指導があり課題に対してどのような過程を踏むと、作業が取り組みやすくなるかの説明をして頂きました。また、出品業務では書籍の状態を一冊一冊手作業で確認し、作業に取り組むための向上心や持続力を養うことができました。

また、自分が今取り組んでいる訓練をエクセルの工数記録表を通して可視化し、わかりやすくしてもらえているので、訓練を行う際に安心感や、落ち着きを保てることがある程度可能になりました。それに加え、訓練を続けていくにつれ作業の流れを体系的に組んでいけるようになったり、要領を自分なりに押さえることで、次の作業に進みやすくなったりすることがありました。

今後の目標

現代は情報があふれ、想像力や何かを生み出すことに焦点があてられ、そういう流れに取り残されないような人間が必要である社会になってまいりました。

私個人としては、ありふれた事や当たり前のことをKaienは自分と社会を繋げてくれる架け橋としての役割を担ってもらえるところであると思っています。今後は作業を通じて自分の特性について理解していき、就職活動などへ役立てて行こうと考えています。