訓練を通した発見と学び
皆様こんにちは。Kaien秋葉原サテライト(SL)の訓練生です。
私が昨年の8月にSLの訓練生として入所してから、今月で11ヶ月となります。
初めの2ヶ月間は「Kaienハート」でデータ入力、その後3ヶ月間はプリント作業に従事しました。今年1月下旬からはアマゾンで古本を販売する「オンライン店舗」で訓練しており、最近、店長も経験しました。
今回は訓練を通して分かった自身の「得意・強みの発見」や障害特性に対して現在行っている「改善・対策」、そしてこれまでに学んだ中で「大切だと思った事」について書いてみたいと思います。
〈自身の得意と強み発見〉
①手先が器用
訓練ではハサミやノリなどを使用した封筒作成や商品の梱包など、道具を使った作業などで周囲から高い評価を貰いました。
②視覚理解
私は特性上、視覚での理解率が高く、他人の動作を見ながら、業務内容等の理解をしています。口頭のみの指示だと理解が難しいため、サンプルを見たり実際に作業をやりながら、指示・マニュアルを参考にメモを取り、手順通りに実行すると、作業をスムーズに進める事が出来ました。
〈障害特性に対する改善・対策〉
私の障害特性として曖昧な指示の理解が難しく、また優先順位をつける事と自分の伝えたい内容を上手くまとめる事が不得意で時間もかかります。口頭のみでの指示では理解がずれることもあります。
これらの対策として、要点をメモに書き出し、整理してから話す事と指示された内容が自分の理解と合っているかを確認してから行動する事など心掛けています。
〈これまでに学んだ中で大切な事〉
全体を通して学んだ事は仕事を進めていくためには、周囲の人たちとの共同作業が必要であるということです。その際は自分から発信(報告・連絡・相談)をしなければ、周りと上手に連携が出来ないという事に気付きました、特に「オンライン店舗」では組織で仕事をしていくため、周囲との会話が大事であり、相手の話を聞き、自分の考えを伝える事が以前と比べて、落ち着いて出来るようになってきました。
私はこれらの強みや対策を企業にアピールして、就活を進めていきたいと考えています。
自分の「得意・強み」を活かす、自分に合った仕事を見つけていく事が大切であると思います。