発達障害 親の会  ”あすの姿”を考える

皆様こんにちは。訓練生のTです。

平素より本ブログに興味を持っていただき、誠にありがとうございます。

今回は発達障害の子を持つ親御さん必見?の動画です。発達障害の親の会の運営をされている方々に現在の発達障害者支援について聞いてみました。親御さんがどのようなことを考え、何を考えて親の会を運営しているかを知れば、ご本人だけでなく、その親御さんにもその人の明日の姿が見えてくるかも?

この記事をお読みになり本記事に興味をいただけた方は上記リンクより動画も視聴頂けたら幸いです。


 

現在、発達障害のある子どもの親による会が様々な規模で開かれています。しかし、小規模なものが多くまとまることが少ないことや、行政との支援の連携が難しいことなど、様々な問題を抱えています。そこで今回は親の会の運営をされているお三方をお招きし、親の会に関する様々なことをお聞きしました。

この記事では、親の会のもつ効力と、行政による発達障害者支援の課題について取り上げます。

登壇者

  • 鈴木 忠さん: 東京都自閉症協会理事長
  • かまくらさん: 親の会 ビリーブ 主宰
  • りょう育ママさん: あつまれ! 発達凸凹ちゃん 主宰

親の会が持つ効力について -鈴木さんの場合

親の集まりについて、私は主に4点あると考えています。

1 発達障害に関する制度や支援といった情報の他にも「この学校はどうだった」など、体験した方が知っている情報を得やすくなります。

2 同じ境遇の人たちと話すことで、自分の子どもを理解したり発見するための様々な視点を得られます。

3 家庭にいるだけではどうしても考えの幅が狭くなってしまうため、外に出るなり仲間と話すことで子どもとの距離をいったん置いてみることができます。

4 困った際に誰かしらの助力を得て解決できることもあることです。

親の会の運営で大事にしていること -かまくらさんの場合

私は運営をする上で2つのことを大事にしています。

1 発達障害に関して話せる場所を作る

親が、当事者同士での会話を通じ自身の気持ちが楽になることで、「子供に困らされている親」と自分自身に向いていた視線が、困ってる子供へと向けられるようになっていくと私は感じています。

2 情報共有の場にする

子どもが18歳になってからは医者が生活面まで支援することが少なくなり、親や本人が情報を集めないといけません。私たちの会では、医療機関障害者手帳や年金等支援内容についてまとめた資料を作成し、ご必要な方に配布し情報提供しています。

親の会と行政との関わり合いについて

鈴木さん:

行政から様々なことでお声をいただいているのですが、意見を募集しても来ることはあまりないというのが現状です。その一方で、行政から様々な情報が沢山来ているのですが、当事者1人1人のニーズにあった情報がどこにあるか分かりにくい、と言った問題点があります。

りょう育ママさん:

私は行政との関わりで思うのが、「支援に関する法律の内容が私たちとの生活とは馴染みの少ないものとなっていて、難しい」ということです。私は講演会に行くなど勉強をし、情報共有をしていきたいと考えていますが、もう少し解り易い説明をしていただきたいと考えています。


 

いかがでしたでしょうか。本編では他にも「具体的な活動内容」など、親の会に関する様々な話題を掘り下げていきます。

この続きは、動画本編をご覧ください。

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